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福祉施設に併設されているカフェ10選!就労継続支援B型事業も紹介

コラム
記事掲載日:2021年11月21日
最終更新日:2021年11月30日

「福祉施設に併設されたカフェがどんな所か知りたい」

「福祉施設に併設されたカフェで働くことはできるの?」

このようにお考えではありませんか。

福祉施設に併設されたカフェでは、就労継続支援B型事業として一般就労が難しい方々の支援を行っています。

就労継続支援B型事業とは、一般企業への就労が困難な方が、軽作業などの就労訓練を受けられる福祉サービスのことです。

本記事は、就労継続支援B型事業の作業場所にもなっている福祉カフェについて紹介し、具体的な事例をまとめました。

<本記事でわかること>
  • 福祉施設に併設されたカフェの特徴
  • 福祉施設に併設されたカフェの事例
  • 就労継続支援B型事業について

福祉施設に併設されたカフェについて知りたいのであれば、ぜひご覧ください。

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目次

福祉施設に併設されたカフェの特徴4つ

福祉施設に併設されたカフェの特徴4つ

福祉施設に併設されたカフェには、以下の4つの特徴があります。

<福祉施設に併設されたカフェの4つの特徴>
  1. 就労継続支援B型事業所として障がい者を持つ方が働いている
  2. 授産品の販売を行っていることが多い
  3. 店内がバリアフリーになっている
  4. 地域の人と交流できるイベントを積極的に開催している

まずはカフェの特徴について、順番に見ていきましょう。

特徴① 就労継続支援B型事業所として障がいを持つ方が働いている

福祉施設に併設されたカフェは、基本的に就労継続支援B型事業所として営業している場合が多いです。

そのため、従業員として働いているのは、一般就労が難しいとされる障がいを持っている人です。

ただし障がいを持っている人が勤務しているとは言っても、一般的なカフェと大きくは変わりません。

食材やメニューにこだわっているところも多く、一般的なカフェと同様に様々なメニューを楽しめます。

特徴② 授産品の販売を行っていることが多い

授産品とは、障がいを持っている方が作った製品のことです。

作られるものは様々で、主に以下のようなものが販売されています。

<授産品の代表例>
  • 野菜
  • パン
  • クッキー
  • 手作りアクセサリー

野菜などの食品や加工食品だけではなく、ハンドメイド雑貨まであります。

授産品は主にカフェの店内で販売されており、収益は施設やカフェの運営費としているお店も多いです。

こだわりを持って丁寧に作られているので、品質が高い点も特徴です。

特徴③ 店内がバリアフリーになっている

福祉施設に併設されているカフェの店内は、バリアフリー設計になっています。

バリアフリーとは、生活するうえでの障がい(バリア)をなくすように設計する概念です。

小さい段差をなくしたり、手すりをつけたりすることで、身体が不自由な人も過ごしやすい作りとなっています。

働いている方はもちろん、障がいを持っている方や子連れの方も困りづらく、カフェにいる時間を楽しめます。

特徴④ 地域の人と交流できるイベントを積極的に開催している

カフェによっては、地域の人と交流できるようなイベントも開催しています。

福祉施設のカフェでは、たとえば下記のようなイベントが開催されています。

<イベントの例>
  • バザー
  • スポーツイベント
  • 季節イベント(お花見、クリスマス会など)

イベントを開催することで、今まで福祉施設を訪れたことがなかった方とも交流できるよいきっかけとなるためです。

またカフェにてイベントを主催するだけでなく、地域で開催されるイベントに積極的な事業所も多く見られます。

「福祉施設に併設されているカフェ」と聞くと、なんだか特別な施設のように感じるかもしれません。

しかし親しみやすいイベントを開催することで、地域の人にも足を運んでもらいやすくする工夫を行っているお店も多いです。

福祉施設に併設されたカフェの事例10選

福祉施設に併設されたカフェの事例10選

福祉施設に併設されたカフェは全国にありますが、ここでは10のお店を選びました。

<福祉施設に併設されたカフェの事例10選>
  1. くれよんカフェ
  2. 空と大地と
  3. ベーカリーカフェ燦
  4. 喫茶 YELL 〜エール〜
  5. Caféすまいる
  6. カフェ・ハーモニー
  7. 喫茶 色えんぴつ
  8. cafe iiyo
  9. 茶居花
  10. Kitchen & Cafe Canaan

簡単に紹介しますので、ぜひお店のイメージなどを確認してみてください。

事例① くれよんカフェ

くれよんカフェ

出典:くれよんカフェ

営業時間

10:00〜16:30

ラストオーダー 16:00

定休日 日曜・祝日
場所 茨城県水戸市元吉田町1873-8
問い合わせ先 029-247-9040
公式サイト http://39kureyon.com/custom2.html

くれよんカフェは、社会福祉法人くれよんが営業しているカフェです。

くれよん工房と呼ばれる福祉施設で、カフェメニューのほかに授産品の販売も実施しています。

カフェのメニューはパスタやカレー・スイーツまであり、一般的なカフェと遜色ありません。

また季節限定メニューも用意されていて、実際に訪れてみたくなるメニューが揃っています。

事例② 空と大地と

空と大地と

出典:空と大地と

営業時間

10:30~15:00

ランチラストオーダー 14:00

定休日

日曜

※不定期で定休日あり

場所 〒182-0005 東京都調布市東つつじヶ丘2-27-1
問い合わせ先 03-5314-7082
公式サイト https://soradai.kenseikai-group.or.jp/

「空と大地と」は、社会福祉法人 新樹会「創造農園」が運営するカフェです。

メニューはオーガニック食材を中心とした、ヘルシーなものを多く取り扱っています。

ランチメニューには五穀米のカレーやピザトーストがあり、しっかりとした食べ応えのあるメニューが揃います。

事例③ ベーカリーカフェ燦

ベーカリーカフェ燦

出典:ベーカリーカフェ燦

営業時間

モーニングタイム 8:30〜11:00

ランチタイム 11:00〜14:00

ティータイム 14:00〜16:00

ラストオーダー 15:30

定休日 水曜日・日曜日・年末年始
場所 愛知県津島市上新田町2-200 (障がい者センターあいさんハウス併設)
問い合わせ先 0567-24-9052
公式サイト http://aisankai.jp/facility/house/cafe.html

ベーカリーカフェ燦は、社会福祉法人 愛燦会が運営しているカフェです。

「食の安心・安全」をテーマにしており、レストランのように豊富なメニューが用意されています。

同カフェでは、接客に関するトレーニングを積極的に実施しており、就労を通じて対人マナーの向上を目指しています。

事例④ 喫茶 YELL ~エール~

喫茶 YELL ~エール~

出典:喫茶 YELL ~エール~

営業時間 9:00〜16:00
定休日 土日
場所 〒673-0892 兵庫県明石市本町2丁目9-6 RS本町ビル2F
問い合わせ先 078-203-5655
公式サイト http://yell.kogumaclub.com/

喫茶YELL〜エール〜は、特定非営利活動法人「こぐまくらぶ」が運営するカフェです。

モーニングタイム・ランチタイムのどちらも営業しており、和食から洋食まで豊富なメニューが楽しめます。

また店内では授産品の販売もしており、ストラップをはじめとしたアクセサリーを購入することができます。

事例⑤ Caféすまいる

Caféすまいる

出典:Caféすまいる

営業時間 10:00〜17:00
定休日 日曜・お盆・年末年始
場所 〒274-0825 千葉県船橋市前原西4-4-8
問い合わせ先

047-478-3701

公式サイト http://park10.wakwak.com/~ron-house/smile.html

Caféすまいるは、特定非営利活動法人ロンの家福祉会が運営しているカフェです。

主に和食メインの料理を提供しており、地域の人からも愛される場所を目指し運営を行っています。

また店内では臼と杵でついた「つきごま」と呼ばれるごま商品の製造・一部販売も行っており、カフェの運営以外の作業も実施しています。

事例⑥ カフェ・ハーモニー

カフェ・ハーモニー

出典:カフェ・ハーモニー

営業時間

9:30〜16:30

ラストオーダー 16:00

冬季9:30〜16:00

ラストオーダー 15:30

定休日

月曜

※月曜が祝日の場合は営業

場所 〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天3-1
問い合わせ先 070-4325-3650
公式サイト http://aka.gmobb.jp/cafe-harmony/

カフェ・ハーモニーは、NPO法人 障害者の就労を支援する会によって運営されています。

千葉公園内のボート乗り場に併設されており、店内から見える四季折々の風景が名物です。

オープンテラスもあるので、子どもたちと公園で遊んだあとに、ゆったりとした時間を過ごせます。

事例⑦ 喫茶 色えんぴつ

喫茶 色えんぴつ

出典:喫茶 色えんぴつ

営業時間 11:00~15:00
定休日 土日祝・お盆休み・年末年始
場所 〒144-0054 東京都大田区新蒲田2-1-10 ビラコスモ 1F
問い合わせ先 03-3734-3690
公式サイト https://iroenpitsu.sumomo.ne.jp/

「喫茶 色えんぴつ」は、「NPO法人 色えんぴつ」が運営しているカフェです。

特徴は、すべての食事メニューをテイクアウトできる点です。

豊富なメニューを店内で食べるのも楽しいですが、テイクアウトすれば自宅でゆっくりと食事を味わえます。

事例⑧ cafe iiyo

cafe iiyo

出典:cafe iiyo

営業時間 10:00〜16:00
定休日 土日祝
場所 〒655-0026 兵庫県神戸市垂水区陸ノ町7-16
問い合わせ先 078-754-5185
公式サイト https://www.sfsuisei.org/info/iiyo/

cafe iiyoは、社会福祉法人すいせいが運営するカフェです。

cafe iiyoでは、「家や職場とは違う居心地のいい場所」という意味のサードプレイスとして、地域とのつながりを重視しています。

特徴は、洋風な空間だけではなく、和室が用意されていることです。和室でゆったりとした時間を楽しむのもいいでしょう。

事例⑨ 茶居花

茶居花

出典:茶居花

営業時間

10:00〜19:00

ラストオーダー 18:20

定休日 木曜
場所 青森県八戸市新井田出口平32-2
問い合わせ先

0178-25-9187

公式サイト http://www.chai-hana.com/

茶居花は、ハンバーグ・パスタといった洋食メニューが中心のカフェレストランです。

また別館の工房 茶居花では、ハンドメイド雑貨や自家焙煎珈琲豆の販売も行っています。

工房 茶居花は、ドッグランもあるため愛犬と訪問できることが特徴です。

事例⑩ Kitchen & Cafe Canaan

Kitchen & Cafe Canaan

出典:Kitchen & Cafe Canaan

営業時間

11:00〜16:00

ラストオーダー 15:30

定休日 日曜
場所 〒191-0065 東京都日野市旭が丘3-6-6
問い合わせ先 042-589-5411
公式サイト https://www.hikarinoie.org/facility/shurou/canaan

Kitchen & Cafe Canaanは、社会福祉法人「東京光の家」が運営しています。

特徴は、セルフサービス式になっていることです。

野外ウッドデッキでは愛犬と一緒に食事やお茶を楽しめるコーナーもあり、地域の方に広く愛されるお店となっています。

福祉施設の併設カフェに多い就労継続支援B型事業とは

福祉施設の併設カフェに多い就労継続支援B型事業とは

福祉施設の併設カフェを利用したい人のため、最後に就労継続支援B型事業について簡単に紹介します。

<就労継続支援B型事業とは>
  • 作業内容
  • 利用対象者
  • 工賃
  • 利用料

上記の内容について、順番に見ていきましょう。

作業内容

カフェで働く場合、作業内容は一般の飲食店と大差ありません

具体的には、主に下記のような仕事をします。

<作業内容の例>
  • 軽食の調理
  • デリバリー
  • 会計
  • 事務作業

対人スキルをトレーニングすることで、一般就労への支援となります。

また、事業所によっては授産品を販売しているため、野菜やハンドメイド雑貨の製造を実施する場合もあります。

利用対象者

利用対象者とは、カフェに訪れたお客さんではなく、カフェで働く人のことを指します。

身体障がいや知的障がい、発達障がいを含む精神障がい、難病を抱えている方などが対象となります。

具体的には、以下のような条件のうちいずれかに当てはまる方が挙げられます。

<利用対象者>
  • 就労経験があり、年齢や体力面で一般企業で働けなくなった人
  • 50歳に達している人
  • 障害基礎年金1級を受給している人
  • 就労移行支援事業者などによる評価で、就労面に課題が把握されている人

工賃

就労継続支援B型事業では、雇用契約を結びません。

そのため、給料ではなく工賃として報酬が支払われます

ただ工賃は基本的に低く、給料ではないため、法律で定められた最低賃金とは関係ありません。

多くの場合は最低賃金を大幅に下回っており、低工賃は全国的に問題視されています。

厚生労働省が行った「障がい者の就労支援対策の状況」調査によれば、令和元年における就労継続支援B型事業所の平均月額工賃は16,369円です。

多くの社会福祉法人で、工賃アップの取り組みが実施されるようになったものの、工賃は低めとなっています。

利用料

就労継続支援B型事業の利用料は、事業所に通う日数と世帯収入によって異なります。

<利用料>
  • 生活保護受給世帯:0円
  • 市町村民税非課税世帯:0円
  • 市町村民税課税世帯:9,300円
  • 上記以外:372,00円

基本的に、通う日数が多いほど利用料は高くなります。

詳しくは厚労省「障害者の利用者負担」を確認するか、直接福祉施設に問い合わせてみてください。

まとめ:福祉施設と併設されているカフェで就労に慣れよう

福祉施設と併設されているカフェで就労に慣れよう

福祉施設と併設されているカフェで働けば、一般的な飲食店とほぼ同じ業務をこなせます。

初めのうちは大変かもしれませんが、慣れてしまえばお客さんとのちょっとした会話も楽しめるようになるかもしれません。

就労継続支援B型事業の作業場所になっているカフェで、就労に慣れていきましょう。

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