「来客にペットボトルでのお茶出し」は問題なし!お茶出しマナーの変化とは
最終更新日:2021年12月29日

お茶出しといえば、温かいお茶を茶碗で出すのが正しいやり方で、「ペットボトルは失礼ではないか?」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。
結論、ペットボトルでお茶出しをするのはまったく失礼にあたりません。むしろペットボトルだからこそ良いこともたくさんあります。
そこで、本記事ではペットボトルでのお茶出しに関する以下の内容をまとめました。
- お茶出しマナーの変化
- 来客へのペットボトルの出し方
- 来客用ペットボトルの用意の方法
ぜひ、参考にしてみてください。
来客用にペットボトルを用意するなら、導入・月額費用が無料(※条件あり)の「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
自動販売機で社員証やクレジットカードを使ったキャッシュレス決済が可能になり、来客時にいつでも種類豊富な飲み物を即時にお出しすることが可能になります。
※必要なのは、オフィスペイ端末を取り付けることのみ。
ペットボトルは失礼?来客への「お茶出しマナー」の変化
以前までのお茶出しは、茶葉からお茶を淹れて茶碗で出すのが一般的でした。そのようなイメージを今でもお持ちの人も多いのではないでしょうか。
しかし、マナーとはそもそも相手に失礼がないようにする心遣いのため、時代によって移りゆくものです。
現在では、コーヒーサーバーなどが出回ったこともあり、紙コップでお出しするなどお茶出しがより簡易的になってきました。
ペットボトルでのお茶出しは失礼ではない
お茶出しのマナーが変わってきたとはいえ、ペットボトルでのお茶出しは簡易的すぎて「失礼なのではないか」と悩むかもしれません。
しかし、結論としてはまったく失礼にはあたりません。
むしろ、最近では新型コロナウイルス感染症の影響で、非接触や衛生面が重視されるようになりました。そのため、ホコリや飛沫が入りづらい衛生的なペットボトルに切り替える企業もあるくらいです。
またペットボトルであれば、もし飲み物が余った場合そのまま持ち帰ることができるため、相手に「飲み切らなければいけない」という気を使わせないなどのメリットもあります。
上記の理由から、積極的にペットボトルのお茶出しをしても問題ないと言えます。
なおコロナ禍でのお茶出しの変化をまとめた記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
>>「コロナ禍での来客のお茶だしは中止?代わりになる3つの方法とは」
来客へのペットボトルの出し方を3つのポイントで解説
- 蓋は閉めたままで「ペットボトルのまま失礼します」と一言添える
- 紙コップやストローを添える
- 帰り際に「お荷物でなければお持ち帰りください」のお声かけする
上記で説明したように、来客に対しペットボトルでもお茶出しが可能です。
より良い印象を与えられるように、ペットボトルでの出し方を3つのポイントで解説していきます。
ポイント1.蓋は閉めたままで「ペットボトルのまま失礼します」と一言添える
失礼はないとはいえ、人によってはペットボトルでお茶出しされることに慣れていないお客様もいる可能性があります。
一言ペットボトルでお出しする旨を伝えると、丁寧で良いでしょう。
「感染対策のため、安心していただけるようにペットボトルでお出ししております。」など伝えると、安心感を与えより一層印象アップにつながります。
ポイント2.紙コップやストローを添える
ペットボトルだと、直接口をつけるのが失礼だと感じ飲みづらい人もいるようです。
そのようなお客様に備え、ペットボトルと一緒に紙コップを出すのもおすすめです。
なかには紙コップに移し替えるのが面倒な人もいるため、相手のことをよく知る社内の人に聞いて臨機応援に対応できると良いでしょう。
また、ペットボトルや紙コップに口紅がつくことを気にする女性もいるため、ストローがあるととても丁寧な印象になります。
ポイント3.帰り際に「お荷物でなければお持ち帰りください」のお声かけする
飲みきれなかった分は持ち帰りたい人もいれば、荷物になるから置いておきたい人もいます。
お客様が帰り際どう対処したら良いかわからず困らないよう、一言案内すると相手に気を使わせることがなくなり良いでしょう。
以上が、来客にペットボトルを出す際に意識していただきたい3つのポイントでした。
その他のポイントとして、夏は冷えたもの・冬はあったかいものを提供できるよう、オフィス内に自動販売機を設置しておくと非常に便利です。
その上で、来客時のお客さまのコンディションはさまざまなため、直接飲み物の種類やホットかアイスかなど好みを聞いて提供できると理想です。
来客用ペットボトルのおすすめ商品
ここからは、参考までにペットボトル(缶ボトルも含む)でおすすめの商品について、特にお茶出しでもよく出されている緑茶・水・コーヒーの3つに絞って紹介していきます。
以下で紹介する商品は「gooのおいしい〇〇の人気ランキングTOP 3」に入っており、多くの方から支持されている飲み物です。ひとまずはこの中から何種類か用意できれば間違いないでしょう。
緑茶のおすすめ3選
- コカ・コーラ「綾鷹」
- キリン「生茶」
- 伊藤園「お〜いお茶」
参考:https://ranking.goo.ne.jp/select/6547
急須で入れたような緑茶を目指した渋みや苦味を重視した「綾鷹」、逆に苦味をおさえた「生茶」、雑味を取り除き誰もが飲みやすいように作られたロングセラー「お〜いお茶」が多くの方に選ばれているようです。
緑茶は苦みや渋みが好まれる場合と、それが逆に苦手な場合とがあるため、お客様の層に合わせて選んでみると良いと思います。
水のおすすめ3選
- コカ・コーラ「いろはす」
- サントリー「天然水」
- 大塚食品「クリスタルガイザー」
参考:https://ranking.goo.ne.jp/select/3159
3つともスーパーやコンビニどこでも見かけるような手に入りやすい商品で、すべて日本人に馴染みが深い「軟水」です。
水の選び方は非常に難しいと思うので、コスパで選ぶのも良いでしょう。
コーヒーのおすすめ3選
- 伊藤園「タリーズコーヒーバリスタズブラック」
- コカ・コーラ「ジョージアヨーロピアン香るブラック」
- アサヒ飲料「ワンダ 極 完熟深煎りブラック」
※来客にも出しやすいようボトルタイプのみ抜粋
参考:https://ranking.goo.ne.jp/select/3603
酸味が弱くスッキリと飲みやすい「タリーズコーヒー」、香りにこだわった「ジョージアヨーロピアン香るブラック」、苦味が強くコーヒー好きに愛される「ワンダ 極 完熟深煎りブラック」が多くの人に選ばれているようです。
商品によって酸味や苦味の強さに特徴があるため、お客様の層に合わせて選んでみると良いでしょう。
来客への飲み物をペットボトルで用意する際「どのメーカーを選んだらいいかわからない」という場合、ぜひ上記の商品を参考にしてみてください。
来客用ペットボトルを用意する3つの方法
- ペットボトルを箱買いしておく
- 来客用冷蔵庫を設置する
- 社内の自販機から随時購入する
来客用にペットボトルを出す場合、お茶出しのたびにコンビニや自動販売機まで足を運んで購入するのは効率が悪いです。
では、どのようにペットボトルを用意すれば良いのでしょうか。ここでは、3つの方法を紹介していきます。
方法1.ペットボトルを箱買いしておく
1つ目は、ペットボトルは箱買いし、ストックをたくさんオフィス内に置いておく方法です。
常温で置いておくか、もしくはオフィス内にある冷蔵庫にいくつか入れて冷やしておくのも良いでしょう。
箱買いしておく場合、在庫が切れないように総務が管理しておく必要があります。
方法2.来客用冷蔵庫を設置する
2つ目に、来客のドリンク専用冷蔵庫を設置する方法があります。
いつでも冷えた飲み物をすぐに取り出すことができ非常に便利です。
会社のオリジナルラベルをつけたペットボトルを、あえて見えるようにガラス張りの冷蔵庫に並べるなど、ただ出すだけではなく見せる工夫をしている会社もあります。
また、こちらもペットボトルの箱買い同様、在庫が切れないように総務が管理しておく必要があります。
方法3.社内の自販機から随時購入する
3つ目に、オフィス内に自動販売機を設置し、そこから随時購入する方法があります。
自動販売機自体がオフィス内にあれば、種類豊富な飲み物を適温でいつでも用意できます。
また、自動販売機を設置する場合は業者が飲み物の補充・管理するのが一般的なため、社員が在庫管理する手間がかかりません。
来客にペットボトルでお茶出しするなら「オフィスペイ」
来客にペットボトルでお茶出しをする場合、自動販売機のキャッシュレス決済化端末「オフィスペイ」がおすすめです。ここからはオフィスペイについて紹介していきます。
「オフィスペイ」は自動販売機のキャッシュレス決済化端末
「オフィスペイ」とは、オフィスに自動販売機を無料で設置し、社員証でキャッシュレス決済を可能にするサービスです。
最も特徴的なのが、「社員証で決済ができる」という点です。
お財布を取りに行くことなく、常に携帯している社員証で「ピッ」と簡単に決済できます。
そのため、来客の際にも瞬時に自動販売機で飲み物を用意することが可能です。
オフィスペイを導入する3つのメリット
- 好きな飲み物を選べてお客さまに喜ばれる
- 初期費用0円で導入しやすい
- 社員証で決済できるため経費精算も楽
メリット1:好きな飲み物を選べてお客さまに喜ばれる
設置業者が中身を入れ替えてくれるため、総務の手間要らずで常に種類豊富な飲み物を適温で用意できます。
そのため、飲み物の選択肢が多く来客には喜んでもらえるでしょう。
また、社員証でキャッシュレス決済できるため、目の前でお金を支払う素振りがなくお客さまに気を使わせることもありません。
メリット2:初期費用0円で導入しやすい
通常、来客のお茶出し用に自動販売機を導入しようと思うと導入費用がかかります。
しかし、オフィスペイであれば初期費用・月額費用・自動販売機の設置費用が無料(※条件あり)なため、非常に導入しやすいのが魅力です。
導入ハードルが低いため「試しに導入してみたい」という場合もおすすめです。
メリット3:社員証で決済できるため経費精算も楽
飲み物代は少額なため経費精算が面倒で社員が負担しているケースもあります。
オフィスペイを使えば社員証で決済できるため、支払いデータを経費として管理しやすくなり、経費精算の簡易化につながります。
オフィスペイについて詳しくは以下に資料を用意しているため、お気軽にダウンロードしてみてください。
来客へのペットボトルのお茶出しに関するQ&A
最後に、ペットボトルのお茶出しに関する4つのQ&Aをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Q1.来客へのペットボトルは冷やさず常温が良い?
A.冷やさず常温で出すのが良いとされているケースもありますが、場合によります。
たとえば、大規模なセミナーなどでペットボトルを出す場合は常温がおすすめです。
- 冷やしたものを直前に配置することは難しく、時間が経つと飲み物がぬるくなってしまう
- 時間が経つと水滴が垂れて資料などが濡れてしまう恐れがある
このような理由から、大規模な会議やセミナーでは常温の飲み物が良いと考えます。
一方、小規模な会議などでペットボトルを出す場合は、冷たい・温かい適温で出すのがおすすめです。
来客がきてからお茶出しすることが可能なため、ぬるくなったり水滴が垂れるなどの心配はそこまでありません。
夏は暑い中足を運んでいただいたので冷えたものを、冬は寒い中足を運んでいただいたので温かい飲み物を渡す気遣いが喜ばれるでしょう。
Q2.来客へのペットボトルは事前に置いておくのが良い?
A.飲み物に選択肢がなく、人数が把握できている場合は会議室に事前に置いておくと良いでしょう。
茶碗や紙コップなどの口が空いているものは、ホコリが入るため事前に置いておくのはあまり好ましくありませんが、ペットボトルなら蓋があるため問題ありません。
Q3.コロナ禍での来客へのペットボトルの出し方で気を付けることは?
A.感染対策のため蓋は閉めた状態で、口がつく部分には触れないようボトル下部を持ってお渡しするようにしましょう。
「感染対策のためペットボトルで失礼します」と一言添えると、ペットボトルでお出ししていることがよりプラスの印象につながります。
Q4.来客へのお茶出しをペットボトルにする場合もお盆は必要?
A.必須ではありませんが、お盆を使ってお出しするほうがより丁寧な印象になります。
冷えた飲み物を直接手で持つと体温でぬるくなってしまう可能性もあるので、できるだけお盆を使って出すと良いでしょう。
もしお盆がない場合は、ボトルの口元を持っていると雑な印象を与えるため、ボトルの下部分を持つようにしましょう。
まとめ:来客時、ペットボトルでお茶だしする準備を進めよう
冒頭でもお話ししましたが、最近では来客に対しペットボトルでお茶出しすることは一般的になってきており、失礼なことではありません。
とはいえ、ペットボトルで出されることに慣れていない人もいるなど感じ方は異なるため、丁寧に出すことも重要です。
以下のポイントを押さえて出せば問題はないので、ぜひ意識してみてください。
- 蓋は閉めたままで「ペットボトルのまま失礼します」と一言添える
- 紙コップやストローを添える
- 帰り際に「お荷物でなければお持ち帰りください」のお声かけする
来客にペットボトルを出すなら、自動販売機を導入するなど効率的な方法を取り入れると、会社にとっても社員にとっても良いでしょう。
自動販売機から、種類豊富な飲み物を適温で飲めることは来客にとってもうれしいことです。
これまでの方法を見直し、ぜひペットボトルでのお茶出しについても検討してみてください。
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