クレジットカード使用OKの自動販売機まとめ|使い方も詳しく紹介
最終更新日:2021年09月20日
「自動販売機で飲み物を買おうとしたけど、小銭がなかったのでどうしようか迷った」
「デスクに財布を忘れてきてしまい、自動販売機を使えなかった」
このような経験はありませんか?
近年はキャッシュレス決済に対応した自動販売機が増えているものの、利用可能な決済方法は、Suicaなどの交通系電子マネーやQRコード決済が中心となっています。
クレジットカードで支払いができる自動販売機の導入も進められてはいるものの、まだ数は限られているのが現状です。
この記事では、クレジットカードが使える自動販売機について、
- クレジットカード対応の自動販売機が少ない理由
- クレジットカードが利用できる自動販売機
- 自動販売機でクレジットカードを使用する方法
- 自動販売機でクレジットカードを使用するメリット
といった内容について詳しく解説します。
また記事の後半では、社内の自動販売機にクレジットカード決済を導入する方法についても紹介しますので、ぜひ最後までご一読ください。
オフィスに自販機を設置するのであれば、導入・月額費用は無料(※条件あり)でキャッシュレス決済が可能になる、「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
自販機や無人コンビニで、社員証やクレジットカードでの決済が可能になります。必要なことはオフィスペイ端末を取り付けることのみ。
興味がある場合は、ぜひ以下のリンクより資料をダウンロードしてみてください。
クレジットカード対応の自動販売機が少ない2つの理由
- カード決済に必要な設備費用が高額なため
- 単価が低いにも関わらず、販売者側の手数料が高額になってしまうため
「電子マネーが使える自動販売機は増えているのに、クレジットカードはなぜ使えないのだろう」と思ったことはありませんか。
クレジットカード対応の自動販売機が少ない理由は主に2つあり、1つ目は、カード決済に必要な設備費用が高額なため。2つ目は、単価が低いにも関わらず、販売者側の手数料が高額になってしまうためです。
よってSuicaなどの交通系電子マネーを使用できる自動販売機と比べると、クレジットカードを使用できる機種はまだ少ないのが現状です。
ただ、キャッシュレス払いができる自動販売機は増加傾向にあり、具体的には以下のようなものが挙げられます。
- iD
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
- QUICPay
使用できる電子マネーは自動販売機のメーカーによって異なるものの、ほとんどの会社が複数の電子マネーに対応。
さらに電子マネーだけでなく、PayPayやLINE Payなどの、QRコード決済で支払える自販機も増加しています。
クレジットカードが使用できる自動販売機4種類
- acure「イノベーション自販機」
- コカ・コーラ「マルチマネー対応自動販売機」
- アサヒ「TenTen対応自動販売機」
- オフィスペイを設置した自動販売機
支払いにクレジットカードを使用できる自動販売機は、2021年の時点では4種類存在します。
ここでは4つの自動販売機の特徴と、使用できる国際ブランドを紹介します。
①acure「イノベーション自販機」
1つ目に紹介するのは、acure(アキュア)のイノベーション自販機です。
acureはJR東日本の駅構内を中心に設置されている自動販売機で、JR東日本において約8,000台を展開しています。JRの駅構内で、画面がタッチパネルになっている自動販売機を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
イノベーション自販機はその名の通り最新型の自販機で、一般的なものとは異なる、以下のような特徴があります。
- 飲み物を選ぶ画面が液晶(タッチパネル)になっている
- 専用アプリから商品を購入できる
中でも注目したい点は、専用アプリから商品の購入ができることです。
飲み物を購入する際は、事前にアプリで支払いを済ませ、アプリ上に表示されたQRコードを自動販売機にかざすだけで飲み物を受け取れます。
忙しい朝でも事前にアプリ内で精算を済ませておくことで、スムーズに飲み物を購入できるでしょう。
またアプリ上での支払い法方はLINE PayやモバイルSuica・クレジットカードから選択でき、以下の6ブランドのクレジットカードを使用できます。
- VISA®
- MasterCard®
- JCB®
- AMEX®
- DISCOVER®
- Diners®
専用アプリには支払い機能のほかに、独自のポイント制度や定期購入制度などのうれしいサービスも。その便利さから、毎日使用したくなる最新型の自動販売機です。
②コカ・コーラ「マルチマネー対応自動販売機」
出典:コカ・コーラ公式サイト
2つ目に紹介するのは、コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機です。
交通系電子マネーやiDなどの数多くの電子マネーでの支払いが可能なほか、クレジットカードやデビットカードも使用できます。
- 複数の電子マネーでの支払いが可能なほか、クレジットカードやデビットカードにも対応
- アプリをダウンロードする必要がない
対応している電子マネーは機種ごとに異なるため、使用する際は必ず確認が必要です。
しかしこれだけ多くの支払い方法がある自動販売機は、かなり珍しいと言えるでしょう。
クレジットカードやデビットカードで支払う際は、読み取りパネルにカードをタッチするだけで決済が完了。アプリをダウンロードする必要もありません。
対応している国際ブランドは、以下の4つです。
- VISA®
- MasterCard®
- JCB®
- AMEX®
マルチマネー対応自動販売機は、2020年4月の時点で17万台設置されており、今後も設置の拡大が進められると考えられます。
③アサヒ飲料「TenTen対応自動販売機」
出典:ペイメントナビ
3つ目は、アサヒ飲料のTenTen対応自動販売機です。
TenTenは自動販売機で飲み物を買う度にスタンプがもらえるアプリで、スタンプを15個集めると、好きな商品と交換できます。
- 自動販売機で飲み物を買う度にスタンプをもらえる
- アプリにプリペイド機能が付帯している
またアプリにはプリペイド機能が付帯しているため、クレジットカードで事前にチャージしておくことで、アプリ上で飲み物を購入できます。なお、使用できる国際ブランドは以下の通りです。
- VISA®
- MasterCard®
対応機種はまだ少なく、自動販売機の数は限られてしまいますが、初回ダウンロード特典として無料で飲み物をもらえるキャンペーンなども開催されています。
毎日のように自動販売機を使用する人であれば、すぐにスタンプを貯められるでしょう。
④オフィスペイを設置した自動販売機
4つ目は、オフィスペイを設置した自動販売機です。
オフィスペイとは、自動販売機や社内コンビニに端末を設置することで、社員証などでのキャッシュレス決済が可能になるサービスです。
- 取り付けるだけでクレジットカードを含めたキャッシュレス決済が可能になる
- 初期費用や設置後の月額費用が無料(※条件あり)
クレジットカードや交通系電子マネーでの支払いも可能で、2021年現在は以下の2ブランドのクレジットカードを使用できます。
- VISA®
- MasterCard®
自動販売機に社員証やカードを「ピッ」とかざすだけで決済が完了するので、忙しい仕事の合間でもスムーズに支払いを済ませられることが特徴です。
以下のページでは導入事例を詳しく紹介していますので、興味がある場合はぜひ以下のリンクをクリックしてみてください。
自動販売機でクレジットカードを使用する方法3つ
- アプリを使用する
- タッチ決済を使用する
- クレジットカードを紐付けた電子マネーで支払う
次に、自動販売機でクレジットカードを使用する詳しい手順について紹介します。
①アプリを使用する方法
- 専用アプリをダウンロードする
- 購入したい商品や個数を選択する
- クレジットカードで支払いを済ませる
- QRコードを自動販売機にかざす
- 商品を受け取る
アプリを使用して支払いを行う場合は、事前に専用アプリをインストールしておく必要があります。
アプリダウンロード後は、アプリ上で買いたい商品と個数を選択し、カード情報を入力するだけで支払いが完了します。
スマホの画面に表示されたQRコードを自動販売機にかざして、商品を受け取りましょう。
②タッチ決済を利用する方法
- 商品を選ぶ
- 電子マネーの種類を選ぶパネルで「クレジットカード」を選択
- カードをパネルにカードをタッチする
- 商品を受け取る
タッチ決済を利用する方法は、基本的には交通系電子マネーで支払う方法とほぼ変わりません。
カードをタッチするだけで、暗証番号やカード情報の入力も必要ないため、スムーズに支払いを済ませられます。
③クレジットカードを紐付けた電子マネーで支払う方法
- 電子マネーの支払い方法にクレジットカードを登録する
- 商品を選ぶ
- 電子マネーの種類を選ぶパネルで使いたい電子マネーを選択する
- ICカードやスマホをタッチして支払う
- 商品を受け取る
直接クレジットカードで支払いを行う方法とは異なりますが、クレジットカードを紐付けた電子マネーで支払う方法もあります。
電子マネーには様々な種類があり、
- クレジットカードと一体になっているタイプ
- 支払い時に登録しておいたクレジットカードから引き落とされるタイプ
などがあります。
クレジットカードには不対応の自動販売機でも、電子マネーに対応しているものは多いです。
そのため、クレジットカードを紐付けた電子マネーを使用すれば、結果としてクレジットカードで支払いを行えることになります。
たとえばQUICPayやiDなどの電子マネーに、クレジットカードを登録しておくとよいでしょう。
自動販売機でクレジットカードを使用する3つのメリット
では自動販売機でクレジットカードを使用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
最後に、上記の3つのメリットを紹介します。
①事前にチャージする必要がない
1つ目のメリットは、事前にチャージする必要がないことです。
電子マネーは基本的に、事前チャージの必要があるタイプが多いもの。
特にSuicaなどの交通系電子マネーを使おうとして、残高が足りなかった経験をしたことがある方も多いのでないでしょうか。
しかしクレジットカードは、限度額の枠内であれば自由にお金を使えるため、余計な手間がかからず、よりスムーズに買い物を済ませられます。
②支払いにかかる時間を短縮できる
2つ目のメリットは、支払いにかかる時間を短縮できることです。
自動販売機の買い物では細かなお金が必要になるため、小銭入れを開けたり、お金を両替したりといった手間や時間がかかることも多いです。
クレジットカードはすぐに支払いを済ませられるほか、アプリ経由で支払いを行う場合は、財布を出す必要もありません。朝などの急いでいるときも、すぐに買い物を済ませられます。
③クレジットカードのポイントを貯められる
3つ目は、クレジットカードのポイントを貯められることです。
多くのクレジットカードでは、利用額に応じてポイントを貯められます。
毎日のように自動販売機を利用するのであれば、支払いにクレジットカードを使用することで、知らないうちにポイントが貯まります。
またアプリによっては購入時にポイントがもらえるため、よりお得に買い物ができるでしょう。
【企業向け】クレジットカード決済付きの自動販売機を設置したいならオフィスペイがおすすめ
会社にクレジットカードを含むキャッシュレス決済付きの自動販売機を設置したい場合は、オフィスペイの導入がおすすめです。
オフィスペイは自動販売機や無人コンビニ・コーヒーサーバーなどのキャッシュレス払いが可能になるサービスで、以下のような導入メリットがあります。
- 常に携帯している社員証で決済できる
- 初期費用・月額費用が無料(※条件あり)
- 回数や金額で利用制限を設けられる
- 社員の購入データを確認できる
- 代金は給与天引き/会社負担どちらも対応可能
オフィスペイを導入すれば、社員証や電子マネー・クレジットカードなど複数の方法での支払いが可能になります。
初期費用や設置後の月額費用は無料(※条件あり)ですので、まずは公式サイトを覗いてみてください。
まとめ:自動販売機はクレジットカードなどキャッシュレスサービスの導入でより便利になる
この記事では、クレジットカードが利用できる自動販売機について紹介しました。
クレジットカードを利用できる自動販売機の数はまだ多くはないものの、これからさらに導入が進められると考えられます。
自動販売機をより便利なものにするためには、クレジット決済の導入が効果的と言えるでしょう。
もし
「クレジットカード決済が可能な自動販売機を設置したい」
「社内の自動販売機をキャッシュレス決済に対応させたい」
とお考えでしたら、オフィスペイの導入がおすすめです。
設置費用・月額費用ともに無料(※条件あり)で設置できるため、ぜひ以下の公式サイトから資料をダウンロードしてみてください。
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