キャッシュレスとしてのSuica お得な活用術|自販機でも使える便利な決済!
最終更新日:2021年09月20日

電子マネーとして、特に電車の利用で重宝されているキャッシュレス決済サービスSuica。都市圏でよく使われていて、普段の買い物にも利用されます。
身近な決済方法の一つですが、以下のような疑問がある方もいるのではないでしょうか?
「マイナポイントでもSuicaは対象なの?」
「Suicaではどのような流れでポイント還元されるの?」
そこでこの記事では、キャッシュレス決済サービスを5種類以上使い分けている筆者が、Suicaについて解説します。
具体的には、以下についてお伝えしていきます。
- Suicaで貯まるポイントとマイナポイント還元について
- Suicaをさらにお得にオフィスで利用する方法
ぜひこの記事を読んで、お得なキャッシュレス生活を始めてみてください。
キャッシュレス決済の中でも定番の「Suica」についておさらい
キャッシュレス決済にはいくつか種類があり、代表的なものは以下の3つです。
- クレジットカード
- 電子マネー
- バーコード決済
Suicaは電子マネーに属し、中でも「交通系IC」と呼ばれます。JR東日本のICカードで、メインの利用方法は電車です。
あらかじめチャージしておけば、改札にかざすだけで精算が完了。チャージできる金額の上限は20,000円で、電車をよく利用する人は持っておいて損はありません。
また電車だけではなく、普段のお買い物にも使用できます。対応店舗も多く、電車を降りた先のコンビニで使えるとSuica1枚で事足りるので非常に便利ですね。
特に電車の移動が多い都市圏で、人気のあるキャッシュレス決済です。
Suicaで貯まるポイントとキャッシュレス還元
政府が推進するキャッシュレス化と2019年の消費増税から、キャッシュレスを使用したときのポイント還元が注目を浴びています。
ポイントが付与されるのはキャッシュレス決済におけるメリットの一つなので、現金払いからキャッシュレスに移行した人も多いです。
ここでは、キャッシュレス決済サービスの一つとしてSuicaを見たときの以下知識について紹介していきます。
- Suicaで貯まるポイント「JRE POINT」について
- 2020年6月に終了したキャッシュレス・ポイント還元について
- 2020年9月に開始したマイナポイント還元とSuicaについて
それぞれを、簡単に見ていきましょう。
Suicaで貯まるポイントはJRE POINT
Suicaを利用することで貯まるポイントは「JRE POINT」です。使うことでポイントが貯まっていくシステムは、他のキャッシュレス決済サービスと同じ。
大きく異なるのは、「JRE POINT WEBサイト」に登録しなければいけないことです。登録しなければどれだけ使ってもポイントは貯まらないので、気を付けましょう。
また電子マネーとして買い物はできても、ポイントが貯まらない店舗も見られます。
駅の中にある店舗は対象となっていることが多いですが、街中の店舗は貯まらないことが多いのでこの点も注意が必要です。
ポイントが貯まる店舗については「JRE POINT公式サイト」を参考にしてください。
キャッシュレス・ポイント還元は2020年6月に終了
2019年10月に消費増税があり、同時にキャッシュレス・ポイント還元制度が始まりました。
普段の支払いを現金払いではなく、キャッシュレス決済にすることで普段よりもたくさんポイントがもらえるという制度です。
使用額の最大5%がポイントとして還元されるので、筆者もできるだけキャッシュレスで決済するようにしていました。
Suicaもキャッシュレス・ポイント還元事業の対象サービスでしたが、2020年6月に予定通り事業が終了しました。
2020年9月からはマイナポイントの受取先としてSuicaを指定可能
キャッシュレス・ポイント還元事業は終わりましたが、2020年9月よりマイナポイント制度が開始されました。
細かなところは違いますが、キャッシュレス決済を利用してポイントが還元される点は変わりません。
Suicaも引き続き、マイナポイント還元の対象になっています。
ただしJRE POINTの登録が必要なので、まだしていない人はこれを機に登録するのがおすすめです。
参考:マイナポイント制度とは
あらためてマイナポイント制度について、簡単におさらいします。
マイナポイント制度とは、マイナンバーカードと特定のキャッシュレス決済を組み合わせることで、決済やチャージ額に応じてポイントが還元される制度です。
国が実施している制度で、そのポイント還元率はなんと25%。10,000円の買い物やチャージで、2,500円戻ってくるということです。(1人5,000円分された時点で終了)
これまで各キャッシュレスサービス業者が色々なポイント還元キャンペーンを行ってきましたが、これだけ太っ腹な還元率は滅多にありません。
マイナポイント還元を受け取るには、キャッシュレス決済サービスだけではなくマイナンバーカードの取得が必須です。
マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを紐付けて、チャージやお買い物などの条件を満たせばポイントが還元されます。
政府は、以下の2点が狙いのようです。
- マイナンバーカードの普及
- キャッシュレス化の推進
両方とも生活が便利になるシステムなので、マイナポイント制度を機に利用してみてはいかがでしょうか?
Suicaでのマイナポイントの還元情報
マイナポイント還元事業についておさらいしたところで、Suicaはどうなるのか具体的に確認しましょう。
もちろんSuicaは電子マネーとして、マイナポイント還元の恩恵を受けられます。具体的なシステムは、下記の3つです。
- チャージ金額の25%がJRE POINTとして付与される
- ポイントが付与されるのはチャージした翌月上旬
- 対象期間は2020年9月1日〜2021年3月31日
それでは、順番に確認していきましょう。
チャージ金額の25%がJRE POINTとして付与される
マイナポイントの還元では、キャッシュレス決済サービスの種類によってポイント付与の条件が異なります。
- クレジットカードは、利用したとき
- 電子マネー・バーコード決済は、チャージしたとき
大きく分けると上記の通りで、Suicaはチャージしたときがポイント付与のタイミングです。
マイナポイント還元事業の還元率は最大25%で、Suicaも25%が還元されます。
ただしJRE POINTとして付与するためには、あらかじめWebサイトに登録しておかなければいけません。
登録前にチャージしてもポイント還元されませんので、注意しましょう。
ポイントが付与されるのはチャージした翌月上旬
Suicaにチャージしても、その場でマイナポイントが付与されるわけではありません。
1ヶ月分のチャージ額の25%が、翌月の上旬に付与されます。
- 10月に5,000円チャージした→11月上旬に25%の1,250ポイントが付与される
- 11月に1,000円、4,000円、5,000円をチャージした→12月上旬に25%の2,500ポイントが付与される
明確な日にちの公式発表はありませんので、翌月上旬を楽しみに待ちましょう。ただしマイナポイントは、付与されるポイントに上限が設定されています。
付与されるポイントは最大5,000ポイントで、チャージ額に換算すると20,000円です。
20,000円以上チャージしても、5,000ポイントを超えた分のマイナポイントは付与されません。不要なチャージのしすぎには注意しましょう。
対象期間は2020年9月1日~2021年3月31日
マイナポイント還元の対象期間は、2020年9月1日〜2021年3月31日と決められています。
最大値である5,000ポイントを受け取るには、期間中に20,000円のチャージをすれば大丈夫です。
Suicaを電車で利用している人は毎日のように使っていると思うので、特に気にする必要はないかもしれません。
普段の買い物にのみ利用している人は、メインの決済として使用すれば問題ないでしょう。
ただし政府は、マイナポイント還元事業に予算を設けています。
予算に達すれば期間を待たずに終了すると明言しているため、できるだけ早い内にチャージしたほうがいいかもしれません。
せっかく利用するのなら、早めにチャージして最大値の5,000ポイントをゲットしましょう。
Suicaは自販機でも使える!使い方は?
Suicaをはじめとした電子マネーに対応した自販機が登場し、少しずつ街中にも普及してきました。しかし地方などでは、まだまだ普及していないところもあります。
初めて見たときは、筆者も驚いたものです。最初は戸惑いましたが、使い方はいたって簡単。
- ドリンクを選ぶ
- 電子マネーを選ぶ(自販機によっては選ばなくていいものもあります)
- 電子マネーをタッチする
たったこれだけ。小銭を用意する必要も、おつりがジャラジャラする煩わしさもありません。
使うと癖になるほど便利なので、見かけたときは一度使ってみてくださいね。
【企業向け】自販機をキャッシュレス決済可能にする方法
すでにある自販機でキャッシュレス決済するには、基本的に自販機そのものを交換しなければいけません。
しかし、自販機を交換する以外にもキャッシュレス決済に対応する方法があります。
ここでは、自販機に設置することでキャッシュレス決済を可能にするサービス「オフィスペイ」について紹介します。
※機種によっては対応していない場合があります
「オフィスペイ」でオフィス内は完全キャッシュレスにしよう
オフィスペイは社員証などでキャッシュレス決済できるようにする、オフィス向けの新しいサービスです。
設置してある自販機に決済端末を取り付けることで、キャッシュレス決済を可能にしてくれます。(※機種によっては対応していない場合があります)
もちろん電子マネー決済も可能で、Suicaでの支払いも可能です。
飲料自販機だけではなく、社員食堂の券売機や食品自販機のように多くの機器に取り付けられることも魅力のひとつ。
オフィス内での買い物が全てSuicaで行えれば、マイナポイント還元の20,000円チャージもあっという間に終わりますね。
何より利便性が向上して、従業員の満足度が上がるのでそれだけでも十分なメリットです。
設置はもちろん、設置後の月額費用まで完全無料で導入できるため、少しでも興味があれば公式サイトを見てみてください。
まとめ:オフィスでもキャッシュレスを促進して従業員の満足度を上げよう!
Suicaは交通系ICとして、電車利用率の高い都市圏で人気のキャッシュレス決済サービスです。
マイナポイント還元事業に対応したキャッシュレス決済で、期間中にチャージすることで25%のポイント還元を得られるため、とてもお得。
オフィス内の買い物をキャッシュレス化できれば、あっという間にポイント還元の恩恵を得られます。
オフィス内のキャッシュレス化を簡単にできるのは、本記事で紹介したオフィスペイだけ。オフィスペイを導入すると休憩時間のドリンクで、マイナポイントが付与されます。
利便性も向上するため、従業員の満足度は必ず上がることでしょう。設置費用・月額費用すべて無料なので、まずはお気軽に資料をダウンロードしてみてください。
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