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無人コンビニの特徴とは?人手不足を解消する画期的なサービスだった

コラム
記事掲載日:2020年12月02日
最終更新日:2021年09月20日

2018年経済産業省がコンビニのオーナーに従業員の状況についての調査を行ったところ、約61%が人手不足だと回答していることがわかっています。

(コンビニ調査2018 経済産業省 消費流通政策課)

確かにコンビニ業界が人手不足だという声はよく聞くのではないでしょうか?

そんな人手不足を解消するべく、ここ数年ではできるだけAIや機械に任せられる仕事は任せようといった流れがあります。

その一例として、この記事では無人コンビニについて紹介します。

具体的には、

  • 無人コンビニの特徴
  • 無人コンビニにするメリットやデメリット

についてお話していきます。ぜひご一読ください。

目次

無人コンビニとは?特徴・仕組みまとめ

無人コンビニとは?特徴・仕組みまとめ

そもそも無人コンビニとはどんなものなのでしょう?

無人コンビニとは、普通のコンビニと違い人の手を借りず、自分だけで決済をし購入ができるコンビニを指します。

大手コンビニチェーンでは、人手不足の解消や24時間営業の負担を減らすために無人コンビニの導入を進めているのが現状です。

まだまだあまり見かけることのないサービスですので、詳しく特徴や仕組みについて紹介していきます。

無人コンビニの特徴

無人コンビニの特徴としては、以下が挙げられます。

  • 店員ではなく、自身で決済し購入する
  • 決済はほとんどがキャッシュレス

通常のコンビニなら深夜のレジや補充、お客さんの対応は全て店員さんがやってくれます。ですが無人コンビニでは店員さんがいないため、レジなど自分でやらないといけません。

そのため現金ではなく、取り扱いのしやすいキャッシュレス決済が採用されています。

ただ、Amazonの無人コンビニ「Amazon Go」では、レジすらもありません。店舗を出入りするだけで決済が完了します。

日本でもセブンイレブンをはじめとして、レジなし無人コンビニの開発が進められています。

無人コンビニによっても様々な仕組みのものがあるので、次の見出しでは、無人コンビニの仕組みについて見ていきましょう。

無人コンビニの仕組み

そもそも、無人コンビニには店舗型と自販機型の2つの種類があります。

まず「店舗型の無人コンビニ」は、通常のコンビニと見た目はあまり変わりません。

通常の店舗と違う点は、商品を選んだあと自分でレジを通し決済しないといけないというところです。

もしくは、クレジットカード等を連携したアプリをかざし退店するだけで決済が完了する店舗もあります。

もう1つの「自販機型の無人コンビニ」は、街中でもよく見る飲料自販機と同じ仕組みです。キャッシュレス決済はもちろん、多くの場合現金での決済にも対応しています。

さて次は、今ご紹介した無人コンビニの種類について詳しく紹介していきましょう。

無人コンビニは2つの種類がある|それぞれの特徴を紹介

無人コンビニは2つの種類がある|それぞれの特徴を紹介

先ほど無人コンビニの仕組みを紹介する際に、無人コンビニはそもそも2つの種類があるとお話しました。

  1. 店舗型の無人コンビニ
  2. 自販機型の無人コンビニ

これらの特徴について、1つずつ見ていきましょう。

店舗型無人コンビニの特徴

まずは店舗型無人コンビニの特徴について紹介していきたいと思います。

店舗型無人コンビニ特徴は以下の2つです。

  1. 見た目は普通のコンビニとさほど変わらない
  2. 店舗型でありながら店員がいない

店舗型無人コンビニは、見た目は通常のコンビニと変わりませんが会計担当の店員がいません。

ただし「Amazon Go」やローソンの無人店舗「スマート店舗」では、案内人や品出し担当の店員が1人は常駐しているのが現状です。

導入期で顧客側も慣れていないため、完全無人はまだ難しいのかもしれません。

自販機型の無人コンビニの特徴

次は自販機型無人コンビニの特徴について紹介したいと思います。

自販機型無人コンビニの特徴は以下の2つです。

  1. 飲料用の自販機と変わらない見た目をしている
  2. 自販機によって、冷凍用やお弁当専用など様々な種類がある

自販機型無人コンビニは、飲料用の自販機とサイズもほとんど変わらない場合が多いです。

省スペースでありながら様々な商品を揃えられ、自販機の種類も冷凍・冷蔵などに適した温度に設定できる自販機まで多くの種類があります。

店舗型の無人コンビニ唯一のデメリット|コストが高い

店舗型の無人コンビニ唯一のデメリット|コストが高い

店舗型の無人コンビニのデメリットはただ1つ、それはコストとてもかかってしまうところです。

店舗型の無人コンビニは、導入するまでに多くのコストがかかってしまいます。

具体的にコストがかかってしまう点には、

  • 防犯のためのカメラや設備の増強
  • セルフレジの導入
  • 商品管理タグのコスト

などがあります。

主に防犯面と決済に関わる面でのコストが多くかかってしまうため、すぐに全店舗に普及することは難しいです。

ここまで多くのコストがかかってしまうとあまり導入するメリットがなさそうに思いますが、もちろんメリットもあります。

店舗型の無人コンビニを導入する2つのメリット

店舗型の無人コンビニはとても多くのコストがかかってしまいますが、それをカバーするほどのメリットもあります。

店舗型の無人コンビニを導入するメリットは主にこの2つ。

  1. 人件費の削減
  2. 会計時間の短縮

1つずつ解説していきましょう!

①人件費削減

まず1つ目のメリットは、人件費が削減できることです。

従来のコンビニでは24時間営業のコンビニが多く、そのため人件費が多くかかってしまっていました。

ですが店舗型の無人コンビニは、セルフレジの導入などをすることで、人がいなくても営業できるようになっています。

特にコンビニ業界では人手不足が大きな問題となっています。

しかし今後店舗型無人コンビニを増やすことで人手不足を解消する方法として期待されているのです。

②会計時間の短縮

2つ目のメリットは会計時間の短縮ができることです。

通常のコンビニの場合、特に深夜帯は対応できる店員さんが非常に少なくタイミングが悪いと中々お会計ができないこともあります。

ですが、セルフレジを導入した無人コンビニなら店員さんの対応を待つことなく自分自身でレジを通すことが可能です。そのため、会計時間の短縮に繋がるのです。

店舗型の無人コンビニは導入コストが多くかかってしまいますが、現在問題視されている人件費や人手不足といった点をクリアすることができます。

また利用者にとっても、会計時間を短縮できるなどのメリットもあるので非常に便利です。

自販機型無人コンビニ唯一のデメリット|少なからず設置する場所が必要

自販機型無人コンビニ唯一のデメリット|少なからず設置する場所が必要

自販機型の無人コンビニのデメリットはただ1つ。それは少なからず設置する場所が必要という点です。

店舗型と比べるとかなり省スペースで済みますが、とはいえ設置場所は必要になります。

また、設置できる場所もどこでもというわけにはいきません。

例えば自販機を動かすための電源を確保できる場所や、自販機が置ける分のスペースがある場所など、いくつか条件をクリアする必要があります。

自販機型の無人コンビニを導入する3つのメリット

次は自販機型の無人コンビのメリットについて紹介していきたいと思います。

メリットは主にこの3つ。

  1. 導入しても少ないコストで維持が可能
  2. わざわざ外に買いに行かなくて済む
  3. 福利厚生としての活用も可能

1つずつ詳しく見ていきましょう。

①導入しても少ないコストで維持が可能

自販機型の無人コンビニは、店舗型と違い少ないコストで導入や運用ができます。

というのも、店舗型は広いスペースや多大なコストが必要ですが、自販機型なら小さいスペースで防犯面も自販機と変わらず安心です。

②わざわざ外に買いに行かなくて済む

2つ目のメリットは屋内に設置できるので、わざわざ外に行かないで済むことです。

オフィス内や工場の中に設置すれば、わざわざ外まで食事を買いに行かないで済みます。

買いに行く手間が省ける分、休憩が長く取れたりゆっくりする時間が増えるのでいいですね。

③福利厚生としての活用も可能

3つ目のメリットは、福利厚生としての活用も可能なところです。

自販機型の無人コンビニは、他のサービスと掛け合わせることで福利厚生として活用することができます。

例えば、「社員は1ヶ月〇〇円まで無人コンビニの利用が無料!」といった福利厚生を用意することができるんです。

次の見出しでは、こんな福利厚生として自販機型の無人コンビニが利用できるサービスを紹介します。

自販機型の無人コンビニを導入するならオフィスペイで導入するのがおすすめ!

自販機型の無人コンビニを導入するならオフィスペイで導入するのがおすすめ!

先ほど自販機型の無人コンビニは他のサービスと掛け合わせることで、福利厚生としても活用ができると紹介しました。

自販機型の無人コンビニを「オフィスペイ」とかけ合わせれば、低コストかつ社員の満足度も上がるであろう福利厚生が導入できるのです。

オフィスペイの仕組み

そもそも「オフィスペイ」とはICカードと同じ仕組みで社員証を決済カードにできるサービスです。

社員証1つで購入できるので、財布いらず。ふらっと近くに立ち寄ったついでに小腹を満たすことなどができます。

「オフィスペイ」はよくあるICカードと違い、チャージする手間がいりません。というのもオフィスペイは利用した分を給与天引きできるためです。

また購入データなどから需要のある商品などがわかるので、日々商品ラインナップの改善が可能。利用者の満足度向上にも繋がるようにできています。

オフィスペイの料金

「オフィスペイ」はなんと、月額料金なし・初期費用も0円(※条件あり)。基本無料で導入することが可能です。

また、業者が設置から商品補充まで担当するので、難しいことや手間はほとんどありません。

省スペースで社員の満足度も期待でき、低コストで新たな福利厚生が導入できるというのは魅力的ではありませんか?

  • 近くに飲食店が少なく、いつも混んでいて手軽に昼食が取れない企業
  • 24時間体制の工場やシフト体制の勤務で食堂の利用が難しい職場

このような場合には特におすすめです。

「オフィスペイ」についてもっと詳しく知りたい場合は、お気軽に公式サイトから資料をダウンロードしてみてください。

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まとめ:無人コンビニは人手不足の解消だけでなく利用者の利便性の向上にも繋がる

無人コンビニは人手不足の解消だけでなく利用者の利便性の向上にも繋がる

昨今、人手不足が様々な業種で嘆かれています。コンビニ業界でも人手不足は深刻なのが現状です。

無人コンビニはそんな人手不足と利用者の利便性を保つための1つのサービスとして普及が進んでいます。

店舗型の無人コンビニの導入はまだまだ課題が残されていますが、自販機型の無人コンビニはすでに多くの企業で導入され始めています。

また「オフィスペイ」は自販機型の無人コンビニに設置するだけで、社員証をはじめとしたキャッシュレス決済が可能になります。

設置費用・月額費用は無料(※条件あり)で、無人コンビニの導入を考えている場合はピッタリです。

もし興味があれば、一度資料だけでもチェックされてみてはいかがでしょうか?

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