キャッシュレスとDXを考えるWebマガジン

無人コンビニ11社の事業内容は?それぞれの特徴全まとめ

コラム
記事掲載日:2020年11月27日
最終更新日:2021年10月29日

無人コンビニとは、その名の通り無人店舗のコンビニや、自動販売機や冷蔵庫でコンビニの商品を無人販売するサービスのことを指します。

上記の通りサービス内容の幅が広いため、以下のような疑問をもつ方もいるのではないでしょうか?

  • 無人コンビニの事業内容は?
  • それぞれどんな特徴があるの?

そこでこの記事では、無人コンビニを展開中の11社それぞれの事業内容や特徴についてお伝えしていきます。ぜひ参考になれば幸いです。

無人コンビニの導入に興味がある場合は、ぜひGMOフィナンシャルゲートにご相談ください。

・無人コンビニの導入・運営ノウハウ
・POSレジやプリンタ等のソリューション

これらについて相談に乗ることができます。お気軽に以下のフォームからご連絡ください。

無人コンビニについて相談する

目次

無人コンビニ展開中11社の事業内容や特徴は?

無人コンビニ展開中11社の事業内容や特徴は?

2021年8月現在、無人コンビニには多くの企業が参入しています。

今回はその中でも、無人コンビニを展開している11社を事業内容や特徴を合わせて紹介!

どこの企業も良いサービスばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

それでは詳しく紹介していきたいと思います。

ファミリーマートの事業内容・特徴

ファミリーマートの事業内容・特徴

<特徴>
  • 取り扱っている商品の種類が多い
  • 自販機型と専用ケース型の2種類がある

ファミリーマートの無人コンビニは、自動販売機型が主です。

2020年1月時点で、2,400台ほど設置されている実績があり、自販機型の無人コンビニではかなり多い設置台数となっています。

ファミリーマートの特徴はおにぎりやお弁当のほか、お菓子や日用品まで幅広い商品を取り揃えているという点です。

他にも、自販機型の無人コンビニ以外に、専用ケースでの無人コンビニを展開しています。

専用ケースでの無人コンビニはおよそダンボール1つ分ほどのサイズなので、自販機型を設置するスペースがなくても対応できるのが利点です。

セブン-イレブンの事業内容・特徴

セブン-イレブンの事業内容・特徴

<特徴>
  • 通常の自販機型でも幅広い温度管理が可能
  • 通常の自販機型の他にも、冷凍食品専用自販機なども展開している

セブン-イレブンもファミリーマートと同様に自販機型の無人コンビニが主です。

2020年2月にはおよそ1,000台ほどがオフィスや工場、病院、学校などを中心に設置されています。

セブン-イレブンは通常の自販機型無人コンビニでも幅広い温度を設定が可能です。

例えば、この自販機は常温で販売できるものしか置かないから20℃の設定、反対にスイーツなど温度を低くしないといけない商品がある場合は10℃以下の温度に設定できます。

もう1つの特徴は、冷凍食品専用の自販機も揃っているという点。

冷凍食品まで揃えられるとなると、本当に小さいコンビニのようだとは思いませんか?

暑い日にはアイスなど冷たいスイーツも揃えられるというのはとても魅力的です。

ローソンの事業内容・特徴

ローソンの事業内容・特徴

<特徴>
  • オプションで冷蔵庫や冷凍庫、コーヒーメーカーの設置可能
  • 決済は無人レジを採用

ローソンはオフィス向けの無人コンビニ以外にも、店舗型の無人コンビニを展開しています。

オフィス向けに展開している無人コンビニは自販機型ではなく、冷蔵庫や販売ケース型の無人コンビニです。

ローソンは自販機型の無人コンビニではありませんが、多種多様の商品を揃えています。

中でもオプションにはなりますが、コーヒーメーカーの設置までできるのが特徴です。また、決済の方法に無人レジを採用しているという特徴があります。

OFFICE DE YASAI の事業内容・特徴

OFFICE DE YASAI の事業内容・特徴

<特徴>
  • サラダなどの軽食がメインのものと主菜がメインの2つのコースがある
  • 管理栄養士が監修、無添加、国産使用なのに低価格

OFFICE DE YASAI は健康に配慮された商品をラインナップした無人コンビニを展開しています。商品は全て管理栄養士が監修しており、月額料金で利用することが可能です。

OFFICE DE YASAI は健康的な食事を様々な人が摂れるよう考えられているサービスです。

商品は管理栄養士が全て監修しているうえ、材料にもこだわり無添加、国産の食材を使用しています。

そして一番驚くのは、ここまでこだわっているのに低価格という点。

なんと1つ100円で購入できるのです。忙しくてバランスの良い食事が摂れていないという人にはぴったりのサービスですね。

おふぃすこんびにの事業内容・特徴

おふぃすこんびにの事業内容・特徴

<特徴>
  • 飲料は1本60円〜と気軽に利用しやすい価格設定
  • 55cmという省スペースで設置することができる

おふぃすこんびにの無人コンビニは、冷蔵庫や販売ケースを利用した無人コンビニになります。

会議室や自販機型では設置できないような場所にも対応できるよう、省スペースで利用できるというのを売りにしている無人コンビニです。

おふぃすこんびにの無人コンビニは、飲料やお菓子、軽食をメインとしてラインナップしています。

飲料は1本50円〜というディスカウントショップなど見る値段で購入可能。設置スペースも小さく、自販機型の約半分のスペースで設置することが可能です。

場所を選ばないので、会議室内などにも導入できます。

オフィスおかんの事業内容・特徴

オフィスおかんの事業内容・特徴

<特徴>
  • 設置冷蔵庫は3つのサイズを揃えているので柔軟に対応できる
  • 採算度外視の1品100円という値段設定

オフィスおかんの無人コンビニはお惣菜などをメインとして販売しています。

「手作りの美味しいお惣菜を手軽に、みなさまの健康維持に」という思いから提供されているサービスです。

オフィスおかんの無人コンビニは利用する際に必要な冷蔵庫を3サイズも揃えています。

そのため導入企業の規模や利用者の数、設置する場所によって柔軟に対応することが可能です。

またオフィスおかんの商品は1つ100円という安さ。安いからといって決して手を抜いている訳ではありません。

管理栄養士が監修していたり食材も国産・無添加であったりとこだわりの詰まっている商品になっています。

オフィスオアシスの事業内容・特徴

オフィスオアシスの事業内容・特徴

<特徴>
  • 低コストで運用、利用できる
  • 省スペースで設置が可能

オフィスオアシスは、飲料や軽食をメインとした無人コンビニを展開しています。

省スペースの冷蔵庫を採用することで飲料自販機よりコストを抑えながらも需要のある商品のラインナップが可能です。

オフィスオアシスの無人コンビニは、小型の冷蔵庫を使用しています。そのため飲料自販機と違い電気代も安く済み低コストの運用が可能です。

また飲料の金額も50円〜と気軽に購入できる価格設定になっています。設置スペースも幅を取らない小型冷蔵庫のため場所を選ばず設置可能なのもメリットです。

KIRIN naturalsの事業内容・特徴

KIRIN naturalsの事業内容・特徴

<特徴>
  • 商品はスムージーのみ
  • 出張健康セミナーを実施している

KIRIN naturalsの無人コンビニは健康に焦点を当てたサービス。他の無人コンビニと違い、商品はスムージーのみです。

月額料金で導入することが可能で、健康サポートをメインとしています。

KIRIN naturalsは他の無人コンビニと違い、あくまでサポート的な立ち位置で導入してもらうのを目的とした無人コンビニです。

健康を重視していて、導入の際には出張健康セミナーの開催もしています。

例えば「オフィスでエクササイズ」「免疫力向上セミナー」「睡眠セミナー」など。健康志向の企業には嬉しいサービスです。

オフィス・パンスクの事業内容・特徴

オフィス・パンスクの事業内容・特徴

<特徴>
  • パンがメインのサービス
  • セルフプランなら全国対応

オフィス・パンスクはパン特化の無人コンビニを展開しています。

今まで紹介してきた無人コンビニのほとんどは、多種多様な品揃えでしたがオフィス・パンスクは「パン」に特化したサービスです。月額料金で利用することができます。

オフィス・パンスクの特徴はなんといっても「パン」に特化した無人コンビニという点。オプションでスープもつけることが可能ということですが、メインは「パン」。

焼きたてのパンを冷凍して、購入後レンジで温めて食べることができます。パンなのでデスクなどで片手間でも、手軽に食事が摂れるのはとても便利です。

スマートマルシェの事業内容・特徴

スマートマルシェの事業内容・特徴

<特徴>
  • 完全キャッシュレス決済
  • 販売スペース型なので低コストで利用できる

スマートマルシェの無人コンビニは、現金での支払いを無くしキャッシュレス決済のみを採用しています。

完全キャッシュレス決済なので、商品の在庫管理もシステム上で把握することが可能です。

また、一部の料金を導入企業が負担することにより、社員は通常の金額より安く購入することが可能になるサービスもあります。

スマートマルシェの無人コンビニは完全キャッシュレス決済で、現金での購入は採用していません。

一見、現金が使えないと不便そうですが、現金払いを採用している場合最終的に金額が合わない!といった問題が起こるリスクがあります。

金額の確認に時間が取られないという点では、キャッシュレス決済のみというのはメリットとも言えます。

また、月額料金不要で負担するものは電気代のみですが、販売スペース型なので電気代も少なく低コストで利用することが可能です。

無人コンビニの事業内容まとめ

無人コンビニをさらに便利にするサービスは「オフィスペイ」

ここまで様々なタイプの無人コンビニを紹介してきました。

一口に無人コンビニと言っても、冷凍食品まで扱っているものや、パンやスムージーなど限定的な品揃えのものなど多種多様です。

自社への導入を検討する場合は、目的と状況に合わせてサービスを選ぶことをおすすめします。

もし

「無人コンビニの導入についてアドバイスがほしい」
「POSレジやプリンタなど、無人コンビニに必要なソリューションを探している」

という場合は、ぜひGMOフィナンシャルゲートにご相談ください。

弊社のノウハウやソリューションをもとに相談に乗ることができます。お気軽に以下のフォームからご連絡ください。

無人コンビニについて相談する

キャッシュレスとDXに関する
最新の情報をお届けするメディア
他のカテゴリーの記事を見る