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屋外に食品自販機を設置したい!導入ポイント4つとメリット・デメリット

コラム
記事掲載日:2021年10月20日
最終更新日:2021年11月01日

「社員のために食事を提供したいが、屋内には自販機を設置する場所がない」

「屋外で利用できる自販機には、どんな種類があるのか知りたい」

「屋外に自販機をおくとセキュリティが心配」

という疑問はないでしょうか?

この記事では、屋外に設置できる自販機の導入ポイント4つとメリット・デメリットを紹介します。

屋外に食品自販機の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

屋外対応の食品自販機を導入する4つのポイント

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<屋外対応の食品自販機の導入ポイント4つ>
  1. 防塵・防水に対応している
  2. 盗難防止が対策済みである
  3. 紫外線保護で商品が劣化しない
  4. 冷蔵・保冷もできる

屋外対応の食品自販機を導入したいと検討されている方に向けてポイントを4つ説明します。

この4つのポイントが備わっている自販機なら、屋外で安心して使用することが可能です。

ポイント①防塵・防水に対応している

屋外に設置する自販機は、防塵と防水に対応しているものを選びましょう。

オフィスや工場の外に置いた自販機は雨風に当たる場合が多く、防塵と防水に対応していないと故障の原因となったり、水が漏れて商品がダメになったりします。

また、万が一に雨水や埃が入ったとしても、取り除ける仕組みがある自販機がおすすめです。

ポイント②盗難防止が対策済みである

自販機はそれ自体に重量があり、会社や工場の営業終了後に屋内にしまうことは現実的ではありません。

また転倒防止のために固定されることが多いでしょう。

結果的に24時間365日屋外に置くことになるので、商品の盗難を防止する機能が必須です。

商品の盗難を防止する方法として「防犯フィルム」や「盗難防止構造」があります。

「防犯フィルム」は耐貫通性と耐衝撃性を備えた強靭なフィルムで、ガラス面の内側に貼り商品を守ることが可能です。

また地震などの災害でガラスが割れた場合の飛散を防げます。

ガラスを踏んで怪我する、という二次被害を防げることも防犯フィルムのメリットと言えるでしょう。

「盗難防止構造」は、商品取出口から手を入れて商品を抜き取りにくくなっている作りです。

窃盗時には手を入れにくい構造ですが、商品購入時は商品を取り出しやすくなっています。

ポイント③紫外線保護で商品が劣化しない

自販機を屋外に設置しておくと太陽光が当たる時間が長いため、商品がいつの間にか色あせたり、劣化したりします。

そのため紫外線をカットする紫外線防止フィルムが貼られているか、そもそもガラス面が紫外線防止になっているものがおすすめです。

ポイント④冷蔵・保冷もできる

冷蔵・保冷機能があれば、屋外に設置した自販機でも要冷蔵食品を取り扱えます。

消費期限が長い冷蔵・保冷食品を扱うことで、食品ロスを削減できるでしょう。

屋外対応の食品自販機を設置する5つのメリット

屋外対応の食品自販機を設置するメリット5つ

<屋外対応の食品自販機を設置する5つのメリット>
  1. 24時間365日利用でき、人件費が要らない
  2. 余っているスペースを有効活用できる
  3. 時間を有効活用できる
  4. 福利厚生として使える
  5. 災害時のライフラインとなる

自販機を設置するメリットと言えば何があるでしょうか。

いつでも自由に商品を買えるのはもちろんのこと、それ以外にもメリットがあります。

ここでは、屋外対応の食品自販機を設置することで得られるメリット5つを紹介しましょう。

メリット①24時間365日利用でき、人件費が要らない

自販機はその名のとおり、24時間365日食品やドリンクを自動で販売できます。

そのため接客や会計の手間がかからないので、新たに人を雇うためのコストは必要ありません。

メリット②余っているスペースを有効活用できる

工事現場、工場、オフィスの外にある今まで狭くて使っていなかったスペースに自販機を置けます。

ちょっとしたスペースの有効活用ができる点が自販機の魅力です。

メリット③時間を有効活用できる

休憩時間に食べ物や飲み物を買うためだけに、近くのコンビニエンスストアや商店にでかける時間をもったいないと感じる社員もいるでしょう。

自販機を設置するればわざわざ出掛ける必要がなくなるため、時間を有効活用できます。

メリット④福利厚生として使える

社員が食品自販機で購入する費用を会社が負担すると、飲食の福利厚生になります。

手軽に取れる食事でリフレッシュできたり、モチベーションがあがったりと社員にとってプラスの効果があるでしょう。

また、会社が一定の条件下で社員の食事補助をおこなうと、福利厚生費に計上できるため税負担が軽減します。

福利厚生費としての食事補助や課税対象については、以下の記事で解説しているのであわせてご覧ください。

>>福利厚生として食事補助を会社に導入するための全知識

メリット⑤災害時のライフラインとなる

突然の大地震など、災害時に食料の確保が難しくなることがあります。

自販機を設置しておけば災害時にも活用でき、ライフラインを確保できるでしょう。

屋外対応の食品自販機を設置する3つのデメリット

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<屋外対応の食品自販機を設置する3つのデメリット>
  1. 電気代がかかる
  2. 自販機が汚れるので掃除が必要
  3. 費用がかかる

メリットの多い屋外対応の自販機ですが、デメリットもあります。

デメリットとその対処方法を合わせて説明します。

デメリット①電気代がかかる

自販機を24時間365日稼働させるために電源が常に入った状態となります。

そのため、ある程度の電気代がかかります。

しかし、技術革新により省エネ機能を備えた自販機が多くなってきたので、一昔前ほどの電気代はかからないでしょう。

自販機にかかる電気代の目安は次のとおりです。なお、使用頻度や設置場所など条件により変動します。

  • 1日あたり200円
  • 1ヶ月あたり6,110円
  • 1年あたり73,321円

参考:https://jidohanbaiki.jp/vm-type/j-260/

デメリット②自販機が汚れるので掃除が必要

屋外に設置するため、雨風にあたって自販機の外観が汚れます。

またゴミ箱を設置しないと、マナーの悪い人が空き缶や容器を自販機の周りに捨てて、美観を大きく損ねてしまいます。

自販機やその周りがが汚れていると購買意欲も下がるので、常に綺麗にしておく手間がかかるでしょう。

ただし、ゴミ箱を多めに設置したりポイ捨て禁止を促すポスターを貼ったりするなどの工夫で掃除の手間を減らせます。

デメリット③費用がかかる

自販機を自前で設置するには、初期費用が多くかかります。中古でも数十万円以上はかかるでしょう。

自販機設置会社に委託する場合は初期費用0円で設置できますが、その分手数料が高くなります。

とはいえ自販機を設置するメリットも多いため、導入費用を払ったとしても良い効果を期待できるのではないでしょうか。

おすすめ屋外対応自販機メーカー2社

おすすめ屋外対応自販機メーカー2社

<おすすめ屋外対応自販機メーカー2社>
  • 富士電機株式会社
  • サンデン・リテールシステム株式会社

屋外対応の自販機にはどんな製品があるのでしょう。

ここではおすすめメーカー2社が取り扱っている製品をご紹介します。

富士電機株式会社

富士電機株式会社

富士電機は、電気を自在にあやつる技術を得意としている会社です。

エネルギー関連事業の他に食品流通事業があり、その中で自販機の販売をしています。

1923年創業で約100年の歴史をもつ安定した企業のため、安心して自販機の設置を任せられるでしょう。

<取扱製品>



製品名

マルチ君

特徴

  • 富士電機の従来製品に比べて設置面積を2割削減
  • 業界初、食品類を販売する自販機として屋外設置が可能
  • 商品ディスプレイが自由に設定できるため、効果的な商品アピールが可能
  • オプションのマルチ通信ユニットを搭載すると、売上げやマーケティングデータの取得、故障通知などのオンラインサービスの利用が可能

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サンデン・リテールシステム株式会社

サンデン・リテールシステム株式会社

サンデン・リテールシステム株式会社は、自動販売機の世界シェアNo.1の企業です。

「冷やす・あたためる」をコア技術とし、精密温度管理の技術や鮮度保持技術を得意としています。

自販機以外に冷凍・冷蔵ショーケースやコーヒーマシンなどの開発もしているため、幅広い商品ラインナップが期待できるでしょう。

<取扱製品>



製品名

ど冷えもん

特徴

  • 日本初、冷凍と冷蔵を切り替え可能
  • 屋外に設置可能
  • 最大11種類の商品を販売可能
  • 4種類の収納棚を自由に組み合わせることで、さまざまな容器に対応
  • 賞味期限管理ができ、期限を過ぎると自動的に「準備中」と表示
  • オプションのサンデンRS クラウドサービスのネットワークを利用することで、遠隔監視および売り上げ状況、在庫確認が可能

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屋外対応自販機のおすすめ販売代理店2社

屋外対応自販機のおすすめ販売代理店2社

<屋外対応自販機のおすすめ販売代理店2社>
  • 株式会社パルサー
  • 株式会社JiHAN

屋外対応自販機をメーカーから直接購入する方法以外にも、販売代理店から購入、レンタル、リースする方法もあります。

自販機に関する幅広いニーズに応えてくれる、おすすめの販売代理店2社を紹介します。

株式会社パルサー

株式会社パルサー

株式会社パルサーは宮城県仙台市に本社をおき、「自動販売機事業」「発券機事業」などを行っている企業です。

自販機JP」という自販機に特化したWebサイトを運営しており、自販機に関わる有益な情報を発信しています。

さまざまな自販機を取り扱っており、屋外対応のオリジナル自販機もある点が特徴的です。

<取扱機器>



自販機名・型番

特徴

自販機タイプ-F-15VMO

  • 防水・防塵・紫外線保護・防犯に対応。保冷機能もあり、ドリンク、食料の販売が可能です。
  • 最大15品目取り扱えます。

自販機タイプ- F-26VMO

  • 防水・防塵・紫外線保護・防犯に対応。保冷機能とさらに冷蔵機能があるので、さまざまな食品とドリンクの販売が可能です。
  • 最大60品目取り扱えます。

自販機-F-10AVM

  • マルチラック搭載で1台で飲料、食料、物品の販売が可能です。屋外設置にも対応しています。
  • 最大10品目取り扱えます。

株式会社JiHAN

株式会社JiHAN

株式会社JiHANは福岡県久留米市を中心に全国各地で、自販機に関する事業を展開。代表の堤真一さんは「自販機プロデューサー」として多くのメディアで紹介されています。

お客様のニーズにあった自販機や商品、そして販売方法から販促活動まで幅広く提案してくれる点が特徴です。

取り扱っている屋外対応の自販機は、サンデン・リテールシステム株式会社の「ど冷えもん」以外に次の自販機があります。

<取扱機器>



自販機名・型番

特徴

FRM10D5CZ1NM

  • スリムで飲料、食品、物品などさまざまな商品の販売が可能
  • 商品を自由にディスプレイ可能
  • 常温、冷蔵に対応
  • 屋外設置が可能

まとめ:屋外に食品自販機を設置して社員の満足度アップを!

まとめ:屋外に食品自販機を設置して社員の満足度アップを!

屋外に食品自販機を設置することで、24時間365日食品を販売できたり、買い出し時間が短縮できたりと社員にとってプラスになることが多くあります。

デメリットはありますが、メリットと比較するとマイナスとなる要素は少ないと思われます。

ぜひこの機会に屋外に食品自販機を設置して、社員の満足度をアップしてください。

また、オフィスビルや工場の外に自販機を設置するなら、従業員がスムーズに利用できるキャッシュレス決済端末を設置するのもおすすめです。

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