オフィスでお惣菜を提供する方法は?失敗しない福利厚生サービス4パターン
最終更新日:2021年09月20日

オフィスでの昼食は、カップ麺を代表とするインスタント食品や、コンビニでお弁当を食べる人が多く見られます。
しかし、これらばかりでは栄養面が心配ではありませんか?
「オフィスでお惣菜を提供したい」
「従業員が喜ぶ福利厚生を導入したい」
こう考える総務の方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- お惣菜を提供するサービス
- それぞれのメリット・デメリット
- おすすめの企業
を紹介します。福利厚生の充実は、従業員の満足度向上だけではなく新たな人材確保に繋がり、まさに良いことずくめ。
簡単に読めるので、ぜひご一読ください。
オフィスでお惣菜を提供するのであれば、導入・月額費用が無料(※条件あり)の「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
売店や食堂で、社員証やクレジットカードでの決済が可能になります。
※必要なのは、オフィスペイ端末を取り付けることのみ。
オフィスでお惣菜が食べられるサービスは大きく分けて4種類
オフィスでお惣菜を食べる方法はいくつかあり、大きく分けると4つです。
- オフィスに出店する社員食堂
- あらかじめ注文するデリバリー型
- 決まった時間にオフィスで販売する出張販売型
- 冷蔵庫に補充するオフィス設置型
4つのサービスの特徴を、紹介します。
オフィスに出店する社員食堂
企業の福利厚生で、もっともポピュラーな方法が社員食堂でしょう。昔からある福利厚生のスタイルで、筆者も何度もお世話になりました。
企業によって運営方法が変わり、ほとんどが下記の3通り。
- 直営:企業が栄養士や調理師を直接雇用する方法
- 準直営:別の企業を設立し、食堂の運営を任せる方法
- 外部委託:外部の専門業者に運営と管理を任せる方法
社員食堂と言えば券売機のような、昔ながらの食堂をイメージする人が多いかもしれません。
しかし社員食堂も多様化が進み、カフェやビュッフェのようにオシャレなスタイルもあります。
あらかじめ注文するデリバリー型
お惣菜を食べる方法として、デリバリーという選択肢もあります。デリバリーはお弁当やお惣菜を、決まった時間に届けてくれるサービスです。
筆者は、デリバリー型も利用したことがあります。100人分以上のお弁当を運んでいるスタッフを見ると「残しちゃ悪いな」という気持ちになりました。
出店型の社員食堂と比べて場所を取らないのがメリットです。
決まった時間にオフィスで販売する出張販売型
デリバリーと少し似たサービスで、出張販売型というものもあります。
デリバリー型がお弁当やお惣菜を「届ける」のに対し、出張販売型は業者スタッフがその場で「販売」します。
デリバリーと同じ点は以下の2つ。
- 決まった時間に業者がお弁当やお惣菜を持ってきてくれる
- 出来たてのご飯が食べられる
決まった時間に、業者がお弁当やお惣菜を持ってきてくれるのは共通点です。
冷蔵庫に補充するオフィス設置型
もっとも新しいお惣菜サービスが、オフィス設置型です。オフィスに冷蔵庫を設置し、お惣菜やサラダなどを販売するスタイルです。
主な特徴は、下記の3つ。
- 業者が商品を補充(サービスによっては総務が補充)
- 導入が簡単
- 値段が安い
専用の冷蔵庫に、業者スタッフが商品を補充していきます。導入が簡単で、販売価格が安いのが特徴的です。
次に、紹介した4つのサービスのメリットとデメリットを見ていきましょう。さらにメリットとデメリットから見た、おすすめな企業も紹介しますね。
社員食堂のメリット・デメリット
昔から従業員に親しまれている、社員食堂のメリット・デメリットを見ていきます。社員食堂を福利厚生として考えている人は、ぜひ確認してみてください。
社員食堂の3つのメリット
社員食堂を導入するおもなメリットは、以下の3つです。
- 食事を安く提供できる
- 従業員の健康意識を高め、サポートできる
- 自社のブランディングができる
多くの社員食堂では、栄養バランスが考えられて献立が作られています。
コンビニや飲食店では栄養が偏りがちなので、従業員の健康をサポートできるのは企業としても嬉しいところです。
さらに自社のブランディングができる点も、見逃せません。
今までにない運用方法やおしゃれな食堂にすると、従業員も楽しく食事でき、求人のときもアピールポイントとして使用できます。
社員食堂の4つのデメリット
次に社員食堂を導入するにあたって、デメリットを確認しておきましょう。
- 設置に大きなスペースが必要
- 導入に多額の費用がかかる
- ほとんどの場合、メニューが多くない
- 営業時間が決まっている
社員食堂の導入は、少しハードルが高く感じられますね。そもそも社内にお店を入れるようなものなので、大掛かりなスペースが必要です。
さらに、導入に多額の費用がかかる点もデメリット。それこそ、店舗を出店するほどの予算が必要な場合も考えられます。
メリット・デメリットからわかる社員食堂がおすすめな企業
これらのメリット・デメリットから、社員食堂がおすすめな企業を考えてみます。
- 導入できる十分なスペースがある
- 一味違う社員食堂で、アピールしたい
最重要なのは、導入できるだけの十分なスペースがある企業です。スペースに問題がないなら、社員食堂がおすすめです。
社員食堂は、企業にとって最大のアピールポイント。おしゃれなカフェ風の社員食堂や、こだわったコンセプトの社員食堂にすれば話題性があります。
人材確保にも、一役買ってくれるかもしれませんね。
デリバリー型のメリット・デメリット
次に、デリバリー型のメリット・デメリットを見ていきます。
デリバリー型の3つのメリット
デリバリー型のメリットは、以下のような点が挙げられます。
- 購入に行く手間が省ける
- スペースや設備の用意が必要なく簡単に導入できる
- お弁当の場合、栄養が考えられている
社員食堂ではないサービス全般に言えることですが、大きなスペースが不要なことは大きなメリットです。
またお弁当の場合は業者の栄養士が献立を考えているので、栄養面の心配はいりません。
コンビニや外食ではどうしても栄養が偏ってしまうので、この点は大きなメリットです。
デリバリー型の5つのデメリット
デリバリー型のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 注文を取りまとめる管理役が必要
- 予約が必要な場合、締め切り後はキャンセルできないことがある
- 最低注文数や最低金額が決まっている場合がある
- 対応エリアは限られている
- 決まった時間にしかデリバリーされない
多くの場合は指定された時間までに、その日の注文分をまとめなくてはいけません。
従業員の数が多ければ多いほど取りまとめは大変になるので、管理役に大きな負担がかかります。
もちろん指定の時間が過ぎて、その後にキャンセルと言うことがないように気をつけなければいけません。
メリット・デメリットからわかるデリバリー型がおすすめな企業
それでは、デリバリー型がおすすめな企業を見てみましょう。
- 食堂を設置できるほどのスペースがない
- 最低注文数、最低注文金額を満たせるだけの従業員がいる
- 昼食時間は変則的ではない
- 近隣店舗がいつも混雑している
社員食堂を設置するほどのスペースがなく、しかしながら従業員の数が多い企業におすすめできます。
近隣店舗が混雑していたり、そもそも遠い場合もデリバリー型の方が楽しく休憩時間を過ごせるでしょう。
条件を満たす企業は、ぜひ導入を考えてみてください。
出張販売型のメリット・デメリット
次は出張販売などのメリット・デメリットを見ていきます。
出張販売型の3つのメリット
出張販売型のメリットは、以下の通りです。
- 決まった時間にデリバリーされるので、購入に行く手間が省ける
- スペースや設備を用意する必要がないので、簡単に導入できる
- 栄養が考えられている
出張販売型も、デリバリー型のメリットとほとんど変わりません。違うのはお弁当を届けていくか、業者のスタッフが販売するかだけです。
導入に手間はあまりかからないので、社員食堂を導入するほどでもない場合は考えてみることをおすすめします。
出張販売型の2つのデメリット
次に、出張販売型のデメリットを見ていきましょう。
- 最低注文数や最低金額が決まっている場合がある
- 決まった時間にしか販売されない
デメリットも、デリバリー型とほとんど変わりません。決まった時間にしか販売されないのは、デリバリー型よりシビアです。
出張販売型は時間が過ぎると販売そのものが終わってしまうので、購入することができなくなります。
メリット・デメリットからわかる出張販売型がおすすめな企業
それでは、メリット・デメリットからわかる出張販売型がおすすめな企業はどんな企業でしょうか。
- 食堂を設置できるほどのスペースがない
- 最低注文数、最低注文金額を満たせるだけの従業員がいる
- 昼食時間は変則的ではない
- 近隣店舗がいつも混雑している
おすすめの企業もデリバリー型と、ほとんど変わりありません。販売方式が違うだけなので、当然と言えば当然ですね。
オフィス設置型のメリット・デメリット
最後に、オフィス設置型のメリット・デメリットを見ていきましょう。
オフィス設置型の4つのメリット
まずは、オフィス設置型のメリットを見て行きます。
- 24時間利用できる
- 1品単位で購入可能で、安価
- 専門スタッフが商品の補充や集金を行うので管理が楽
- 災害発生時には非常食になる
オフィス設置型は比較的新しいサービスで、ここまで紹介したサービスとは内容が違います。
業者の専門スタッフが商品の補充や集金を行うので、導入企業は特に管理の必要がありません。
オフィス設置型の3つのデメリット
では、オフィス設置型のデメリットを見てみます。
- 支払い方法を現金にした場合、未払いの問題が発生する可能性がある
- 最低利用金額が決まっている場合がある
- 売り切れてもすぐに補充できない
料金の支払い方法が回収ボックスによる現金決済の場合は、盗難や料金未払いに注意が必要です。キャッシュレス決済など、支払い方法は確実なものが良いでしょう。
商品が売り切れてしまえば、次にスタッフが補充に来るまで待たなければいけません。人気商品であれば簡単に発生してしまうので、従業員の不満につながる可能性があります。
ただし従業員のニーズに合わせて品揃えを改善していくなど、対策ができれば特に問題はありません。
メリット・デメリットからわかるオフィス設置型がおすすめな企業
- 従業員の休憩時間が変則的
- 食堂を設置できるほどのスペースがない
- お弁当を持参する従業員が多い
もともとお弁当を持参する従業員が多い企業におすすめで、1品単位から購入できるのでおかずのちょい足しに利用できます。
もちろんお弁当をそのまま買えるので、お弁当を持参しない人でも高い価値があると言えるでしょう。
「オフィスペイ」なら便利にお惣菜などの決済ができる
今回紹介した4つのサービスは、福利厚生としてとても便利なサービスです。
これら4つのサービスをさらに便利にするのが、お惣菜のキャッシュレス決済を可能にするサービス「オフィスペイ」。
ここではオフィスペイを使うと、どう便利になるのか簡単に紹介します。
社員証をかざすだけで簡単決済!
オフィスペイとは名前の通り、オフィス向けの決済サービスです。券売機や冷蔵庫、自販機などにオフィスペイを設置することで、社員証での決済が可能になります。
社員証を端末にかざすだけなので、財布からカードを取り出したりスマホのアプリを開く必要すらありません。
社員証で使った金額は給与天引きなどで精算が可能です。
また、社員証だけでなく電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済も可能になります。
購入データを元にニーズのある品揃えにできる
オフィスペイを使うと、
- どの従業員が何を購入したか
- どの商品がよく売れているか
などのデータが一目瞭然。
いちいち従業員にアンケートを取る必要がなく、総務の手間もかかりません。
売れ筋商品のみを扱うので、食品をロスすることがなく、従業員にも環境にも優しい企業になれます。
オフィスペイの導入は設置費用・月額費用ともに無料(※条件あり)なので、まずはお気軽に資料をダウンロードしてみてください。
まとめ:オフィスのお惣菜を充実させて社員の健康促進と満足度を向上しよう
福利厚生として、従業員にお弁当やお惣菜を提供できる4つのサービスを紹介しました。
昔からあるものや新しいものなど、サービスの内容自体が多様化しそれぞれの企業に合ったものが必ず見つかるでしょう。
それぞれのメリット・デメリット、おすすめの企業をおさらいしておきます。まずはメリットから。
社員食堂 |
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デリバリー型 |
|
出張販売型 |
|
オフィス設置型 |
|
次にデメリットはこちら。
社員食堂 |
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デリバリー型 |
|
出張販売型 |
|
オフィス設置型 |
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最後におすすめの企業をまとめます。
社員食堂 |
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デリバリー型 |
|
出張販売型 | |
オフィス設置型 |
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オフィスにお惣菜を充実させると、従業員の健康をサポート可能です。
さらにオフィスペイの導入で決済を簡易化することで、従業員の休憩時間がより充実します。
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