オフィスにコーヒーサーバーを導入する3つの方法|コーヒーサービス8社比較も
最終更新日:2021年09月20日

「オフィスにコーヒーサーバーを置こうか迷っているので、詳しい導入方法を知りたい」
「コーヒーサーバーのレンタルができるって聞いたけど、値段はどれくらいなのかな?」
といったお悩みはありませんか。
コーヒーサーバーの導入方法には、購入やレンタルなど複数の方法があります。
またコーヒーサーバーには多くの種類があるため、自社に合った導入方法や、サーバーの選び方がわからないと感じている方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、オフィスへのコーヒーサーバーの導入について悩んでいる方に向けて、
- コーヒーサーバーの種類
- コーヒーサーバーの導入方法
- 導入時の注意点
- コーヒーサーバーで社員の満足度を高めるポイント
- オフィス向けコーヒーサービス8選
といった内容について詳しく解説します。
この記事を最後まで読むと、職場にコーヒーサーバーを導入する方法や、自社にぴったり合ったコーヒーサーバーの選び方がわかります。
オフィスへのコーヒーサーバーの導入を検討している方は、ぜひ最後までご一読ください。
オフィスで飲み物を提供するのであれば、導入・月額費用は無料(※条件あり)でキャッシュレス決済が可能になる、「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
自販機や売店・有料コーヒーサーバーで、社員証やクレジットカードでの決済が可能になります。必要なことはオフィスペイ端末を取り付けることのみ。
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職場にコーヒーサーバーを設置する嬉しい3つの効果
- リラックス効果
- リフレッシュ効果
- 社内のコミュニケーションの活性化
職場にコーヒーサーバーを設置すると、上記のような様々な嬉しい効果を得ることができます。
リラックス効果
1つ目は、コーヒーの香りを嗅ぐことによるリラックス効果です。
「コーヒーの香りが好き」「コーヒーの香りを嗅ぐと癒やされる」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、コーヒーの香りを嗅ぐことによるリラックス効果は科学的に証明されています。
杏林大学の研究によれば、コーヒーの香りを嗅ぐと、人がリラックスしたときの脳波であるα波が多く見られることが判明しています。(参考:香りが脳機能に与える効果)
職場にコーヒーサーバーを設置すれば、コーヒーを淹れる度によい香りがオフィス中に広がり、社員がリラックスしながら仕事に取り組めるでしょう。
リフレッシュ効果
2つ目は、コーヒーに含まれる成分・カフェインによるリフレッシュ効果です。
カフェインには広く知られている通り、眠気覚ましの効果があるほか、自律神経の働きを高めたり、集中力を高めたりする効果があることがわかっています。(参考:全日本コーヒー協会)
よって仕事中にコーヒーを飲めば、眠気覚ましになるだけでなく、生産性アップも期待できます。
またデスクを離れてコーヒーを取りに行くことで、短時間でも仕事のことを忘れてリフレッシュできるでしょう。
社内のコミュニケーションの活性化
3つ目は、社内のコミュニケーションの活性化ができることです。
休憩スペースなどにコーヒーサーバーを設置すると、多くの部署の人がサーバーの周囲に集まります。
コーヒーを片手に雑談や意見交換をすれば、新しいアイディアが生まれやすくなるかもしれません。
コーヒーサーバーを設置することで、部署を超えたコミュニケーションが生まれ、社内のコミュニケーションの活性化につながるでしょう。
このように、オフィスへのコーヒーサーバーの設置には数多くの嬉しい効果が存在します。
ただコーヒーサーバには数多くの種類があるため、どれを選べば良いかわからないと感じている方も多いのではないでしょうか。
次の見出しでは、オフィス向けコーヒーサーバーの3つの種類について解説します。
【オフィス向け】コーヒーサーバーの3つの種類
- 一杯抽出型:1杯ずつ淹れるタイプ
- ブリューワ型:1度に数杯分淹れるタイプ
- 自動販売機:商品のボタンを押すと紙コップで出てくるタイプ
コーヒーサーバーには、大きく分けて上記の3種類が存在します。
ここでは、それぞれのサーバーの特徴と、おすすめのケースについて紹介します。
一杯抽出型
一杯抽出型は、その名の通り、一度に1杯分のコーヒーだけを抽出するタイプです。
コーヒーサーバーにコーヒー粉が入ったカプセルや袋を設置し、ボタンを押すだけで淹れたてのコーヒーを楽しめます。
ボタンを押してからドリップをするため、いつでも新鮮なコーヒーを味わえることが特徴です。
またパーツが少ないため、比較的手入れがしやすいタイプと言えます。
様々なフレーバーのカプセルが販売されていることも多く、色々なテイストのコーヒーを楽しみたい方や、本格的なコーヒーを味わいたい方に向いているタイプです。
ブリューワ型
ブリューワ型は、1度に数杯分のコーヒーを抽出するタイプです。
一度に多くの量を抽出できるので、会議など複数人でコーヒーを飲みたい場合に特に役立ちます。
最大の特徴は、コーヒーの抽出を待つ必要がなく、好きなときに好きな量を注いで飲めることです。
社内にコーヒーを飲む人が多く、一度にまとまった量のコーヒーを作っておきたい場合に向いているタイプです。
自動販売機型
ボタンを押すと、紙コップにコーヒーが抽出されるタイプです。
紅茶やココアなどコーヒー以外の飲み物も楽しめるほか、ボタンで簡単に砂糖の量やコーヒーの濃さを調節できることが特徴です。
また冷えたドリンクを飲めることも、特徴の1つと言えるでしょう。
設置場所に余裕のあるオフィスや、来客にも気軽にコーヒーを楽しんでもらいたい場合に向いているタイプです。
オフィス用コーヒーサーバーの導入方法3つ
コーヒーサーバーの導入時には、種類だけでなく導入方法にも注目する必要があります。
オフィス向けのコーヒーサーバーの導入方法は以下の3つで、それぞれに異なった特徴があります。
<コーヒーサーバーの導入方法3つ>
- サーバーを購入する方法
- サーバーをレンタルする方法
- 自動販売機を設置する方法
導入方法は、導入後の手間や、飲めるコーヒーの種類にも関わる重要な部分です。
まずは以下の表で、料金やメリット・デメリット、おすすめのケースについて、簡単に目を通してみてください。
サーバーを購入 |
サーバーをレンタル |
自販機を設置 |
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料金 |
(5,000円程度〜) |
(本体のレンタル料は無料のケースも) |
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メリット |
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デメリット |
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おすすめのケース |
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サーバーを購入する場合・レンタルする場合の違いは以下の通りです▼
以下、詳しく説明します。
サーバーを購入する方法
サーバーを購入する場合は、自社内でサーバーを管理することになります。
よって機器のメンテナンス・豆の購入・掃除まですべてを自社内で行うことになり、ある程度の手間や時間がかかります。
ただ購入する豆によってはランニングコストを抑えられるほか、もし豆にこだわりたい場合は、好きな豆を使用することも可能です。
また自社にぴったり合ったサーバーを選べるので、デザインや機能面で納得のいく一台を選ぶことができます。
豆や淹れ方にこだわりたい場合や、1杯あたりのコストを抑えたい場合に向いています。
サーバーをレンタルする方法
レンタルは導入コストが安く、メンテナンスや豆の補充などの手間がかからないことが特徴です。
豆の購入などの手間もなく、自社内での手入れは必要ありません。
ただ自社で購入した場合と比較すると豆代が高く、ランニングコストが高くなりがちです。
またレンタルできるサーバーは決まっているため、好みのデザインを選べないケースもあります。
導入時のコストを抑えたい場合や、メンテナンスを依頼したい場合に向いています。
自動販売機を設置する方法
自動販売機を設置する場合も、レンタルと同様メンテナンスや豆の購入などは必要ありません。
業者がすべての作業を行ってくれるため、基本的に自社内で行うことはないと言えます。
ただし設置には電気や水道が必要なので、電気代や水道代などのランニングコストが発生します。
またコーヒーサーバーと比較すると多くの設置スペースが必要となり、場所を取ることがデメリットと言えるでしょう。
十分な設置場所を確保できる場合や、種類豊富な飲み物を楽しみたい場合に向いています。
オフィス向けコーヒーサービス8つを比較|本格派からお手軽派まで
次に、オフィス向けコーヒーサービスを8つ紹介します。
購入→レンタル→自販機型の順番で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 |
タイプ |
料金 |
おすすめポイント |
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デロンギ マグニフィカS 全自動コーヒーマシン
デロンギ マグニフィカSは、ハイスペックなコーヒーマシンです。
一般的なコーヒーから、エスプレッソ・カフェラテ・カプチーノまで、カフェのように幅広いコーヒーメニューを楽しめることが特徴です。
また濃さや抽出量を簡単にカスタマイズできるため、いつでも自分好みのコーヒーを味わえます。
一杯抽出型ですが、2杯同時抽出も可能なため、2人分を一気に淹れることも可能です。
パナソニック全自動コーヒーメーカー
出典:沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57 商品概要 | Panasonic
豆を挽くところから、ドリップまで全自動で行うコーヒーメーカーです。もちろん、コーヒー粉からのドリップも可能。
また豆の挽き方は2種類あり、好きな方を選択できます。
対応メニューは多くないものの、挽き方や淹れ方によって様々な味わいのコーヒーが楽しめるでしょう。
また味が薄くなりがちなデカフェ(カフェインレスコーヒー豆)も、コクのあるコーヒーとして抽出できることが特徴です。
ネスカフェアンバサダー
ネスカフェアンバサダーは、ネスカフェの最新コーヒーメーカーを無料で利用できるサービスです。
ネスカフェでは様々なコーヒーメーカーを製造しており、アプリとの連携でプレゼントと交換できるポイントが貯まる「ネスカフェ・ゴールドブレンド バリスタW」や、コーヒーの他にも宇治抹茶ラテなどの幅広いテイストの飲み物を味わえる「ネスカフェ ドルチェグスト」などのサーバーを利用できます。
利用にあたってかかるお金はコーヒーの粉が入ったパックやカプセルのみで、本体のレンタル料は無料。1杯20円程度からコーヒーを楽しめます。
ユニマット オフィスコーヒーサービス
ユニマットオフィスコーヒーサービスは、多種多様なコーヒーマシンの中から、自社に最も合った一台をレンタルできるサービスです。
利用人数や趣向を相談するだけで、ぴったり合った一台を選んでもらうことができるので、サーバーの種類で迷う必要がありません。
用意されているコーヒーマシンは、ハンドドリップの味わいが楽しめるタイプや、コンパクトなカプセルタイプなど様々。
また豆も色々な種類を販売しているので、飽きずに色々なコーヒーを味わえます。
ダイオーズ コーヒーサービス
ダイオーズのコーヒーサービスでは、1杯ごとに豆を挽く本格マシーンや、コンパクトマシーン、エスプレッソマシンなどのコーヒーサーバーを用意しています。
また定期訪問や無料点検を行っており、定期的にコーヒーマシンの保守点検やクリーンアップを行ってもらえるため、安心してコーヒーを楽しめます。
他のコーヒーサーバーと比較するとメニューは限定されますが、オーソドックスなコーヒーを楽しみたい場合に向いているでしょう。
アペックスカップ式自動販売機
アペックスカップ式自動販売機は、種類の豊富さが魅力です。
自動販売機でありながら、本格ミル挽きコーヒーを味わえるほか、1杯ごとドリップしたコーヒーが出てくるため、いつでも淹れたてのおいしさを楽しめます。
また機械によって特徴が異なり、エスプレッソベースドリンクを注文できるタイプや、豆を選べるタイプなど様々。
社員の要望や好みに応じて、好きなタイプを導入するとよいでしょう。
ジャパンビバレッジ カップ式自動販売機
ジャパンビバレッジのカップ式自販機は計3種類あり、どれも淹れたてのコーヒーを味わえます。
また季節によって異なる産地の豆を使用するタイプや、コーヒーだけではなく、具入りのスープやアレンジメニューを味わえるタイプもあります。
スリムタイプもあるので、設置場所に十分なスペースがないオフィスにも向いている自販機です。
UCC おふぃす de café カップ式自動販売機
UCCのおふぃす de cafeは、COLDメニューを頼んだ際に氷が入っていることが特徴です。
またレギュラーコーヒーは注文の度に豆から挽くほか、砂糖やミルクの量もボタン1つで簡単に調節可能。
さらに少し使ってみたい場合は、導入前のレンタルも受け付けています。
オフィス用コーヒーサーバー導入時の3つの注意点
- 価格(ランニングコスト)
- サーバーのサイズや機能性
- 管理の手間
ここまで、オフィス用コーヒーサーバの種類やサービスについて紹介しました。
コーヒーサーバの導入時には、いくつかのポイントに注目することが重要です。
ここでは、3つの注意点について解説します。
価格(ランニングコスト)
まず注目したい点は、ランニングコストです。
たとえ機能性が良くても、価格が高すぎると継続での設置が難しくなってしまいます。
特にレンタルタイプはランニングコストがかかるため、導入時は複数社を比較するとよいでしょう。
またサーバーを購入する場合も、豆の値段について調べておくことが重要です。
サーバーのサイズや機能性
サーバーのサイズが大きすぎると、設置場所に困ってしまいます。
購入・レンタルの前は設置場所のスペースを計測し、十分に置けるスペースがあるか確認を行いましょう。
また機能面も重要です。
好みのテイストを味わえるのか、お手入れを楽にする機能があるかなど、機能面でも比較を行うとよいでしょう。
管理の手間
管理に手間がかかるサーバーを選ぶと、誰か1人に負担がかかることになってしまいます。
自社で管理を行うのであれば、できるだけ手間のかからないタイプを購入することをおすすめします。
なお次の見出しでは、コーヒーサーバで社員の満足度を高めるポイントについて解説します。
オフィス用コーヒーサーバーで社員の満足度を高める3つのポイント
- 社員がリラックスできる場所に設置する
- 操作方法を説明した図解を用意しておく
- 【有料の場合】キャッシュレス決済に対応させる
社員の満足度を高め、コーヒーサーバーを活用してもらうためには、いくつかのポイントに気を付けることが重要です。
ここでは、3つのポイントを紹介します。
社員がリラックスできる場所に設置する
1つ目は、社員がリラックスできる場所に設置することです。
せっかくコーヒーサーバーを導入しても、休憩しづらいスペースでは使用機会も減ってしまいます。
ちょっとしたイスやテーブルがあるスペースに置けば、ゆったりと座りながらコーヒーを楽しめるでしょう。
またコーヒーサーバーは豆を挽く際に、大きな音が出ることが多いです。
音のことも考え、設置場所はオフィスからは少し離れ、ゆったりできる場所がおすすめです。
操作方法を説明した図解を用意しておく
機能面が充実したコーヒーサーバーを置くと、使い方がわからないと感じる人も多いです。
多くの人に使ってもらえるように、コーヒーサーバーの設置場所には、操作方法を説明した図解を用意しておくと親切ですよ。
ブラックコーヒーを飲みたい場合・カフェオレを飲みたい場合など、人気がありそうなメニューの淹れ方を説明した紙を貼っておくとよいでしょう。
【有料の場合】キャッシュレス決済に対応させる
コーヒーサーバーが有料の場合は、キャッシュレス決済への対応も重要です。
「休憩はしたいけれど、財布を持っていくのが面倒」「お札しかなく小銭を持っていない」などの理由で、コーヒーを飲むことを諦めてしまう人も中には存在します。
また近年は新型コロナウイルスの流行により、お金に触ることを躊躇する人も増えています。
キャッシュレス対応なら、スマホや電子マネーなどで簡単に支払いを済ませられるため、支払いにかかる時間や手間の短縮に役立つでしょう。
なおキャッシュレス決済を導入する際は、社員証で決済可能なオフィスペイの導入が効果的です。
オフィスペイについては、詳しくは次の見出しで説明します。
社員証で決済可能!オフィスペイでコーヒーサーバーを導入しよう
コーヒーサーバにキャッシュレス決済を対応させるためには、社内決済のキャッシュレス化サービスである「オフィスペイ」がおすすめです。
オフィスペイを対象のコーヒーサーバーや自動販売機に取り付けることで、「社員証」「電子マネー」「クレジットカード」でキャッシュレス決済を行うことができます。
オフィスペイの導入メリットは以下の通りです。
- 常に携帯している社員証で決済できる
- 初期費用・月額費用が無料(※条件あり)
- 回数や金額で利用制限を設けられる
- 社員の購入データを確認できる
- 代金は給与天引き/会社負担どちらも対応可能
オフィスペイを導入すれば、社員証での決済が可能になるため、財布を持ち歩く必要がありません。
また1日1杯まで無料などの制限をつけることもできるため、公正な福利厚生の運用にも役立ちます。
オフィスペイは初期費用・月額費用ともに無料(※条件あり)での設置が可能です。興味がある方は、ぜひ以下のリンクより資料をダウンロードしてみてください。
まとめ:会社へのコーヒーサーバーの導入で仕事の効率もアップ
この記事では、オフィスにコーヒーサーバを導入する方法や注意点、社員の満足度を高めるポイントについて紹介しました。
オフィスで気軽にコーヒーを飲めるコーヒーサーバがあれば、リフレッシュや、仕事のやる気アップにもつながります。
休憩スペースにコーヒーサーバーがあれば、他の部署の人との交流の機会にもなり、社内のコミュニケーションの活性化にも役立ちます。
社員の気分転換をはかり、仕事の生産性アップにも役立つオフィス用のコーヒーサーバーの設置を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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