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福祉・介護施設にはどんな非常食が必要?選ぶポイントや備蓄のコツを解説

コラム
記事掲載日:2021年11月24日
最終更新日:2021年11月29日

「福祉・介護施設にはどんな非常食を備蓄すべきか知りたい」

「非常食の保管方法が知りたい」

このような疑問はありませんか。

高齢者向けの食事は注意点も多く、適切な非常食選びがとても大切です。そこでこの記事では、福祉・介護施設に備蓄する非常食の選び方から保管方法までを紹介します。

非常食の備蓄を検討されている場合は、ぜひご参考にしてください。

飲料備蓄としての自販機を設置するなら、あわせて初期費用・月額料金が無料(※条件あり)の「オフィスペイ」を導入するのがおすすめです。

施設の職員証や、クレジットカードでのキャッシュレス決済が可能になります。
※必要なのは、オフィスペイ端末を取り付けることのみ。

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目次

福祉・介護施設で非常食の備蓄がないと起こり得るリスク

福祉・介護施設で非常食の備蓄がないと起こり得るリスク

<福祉・介護施設で非常食の備蓄がないと起こり得るリスク>
  • 栄養不足による健康被害がおこる
  • ライフラインが止まり調理ができない

大規模災害などが起きた際は、物流や店舗営業が停止し、食材調達に苦労する可能性があります。

それでは、非常食の備蓄がないことでどのようなリスクが考えられるでしょうか。福祉・介護施設ならではのリスクを紹介します。

栄養不足による健康被害がおこる

非常食の備蓄がないと摂取できる栄養が偏り、健康被害が起こる可能性が考えられます。

福祉・介護施設の入居者は、栄養バランスのとれた食事を定期的に取ることが大切です。

病気を患っている入居者の場合は特に、病状が悪化し命に関わる危険が増すことも考えられるでしょう。

ライフラインが止まり調理ができない

災害時は電気、ガス、水道といったライフラインが止まる場合があります。

ライフラインが止まると施設内に多少の食材があったとしても調理ができず、食事が提供できなくなるリスクが考えられるでしょう。

そのため、そのまま食べられる非常食を施設に備蓄しておくと、いざライフラインが止まったときも安心です。

高齢者向けの非常食を選ぶ3つのポイント

高齢者向けの非常食を選ぶ3つのポイント

<高齢者向けの非常食を選ぶ3つのポイント>
  1. やわらか食など咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)機能に応じた非常食を選ぶ
  2. 疾病に応じた減塩食やカロリー食を選ぶ
  3. おいしい非常食を選ぶ

非常食を選ぶ際は、福祉・介護施設の入居者ならではの食事を考慮する必要があります。高齢者ならではの食事事情を踏まえて、非常食を選ぶポイントを3つ見ていきましょう。

ポイント1.やわらか食など咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)機能に応じた非常食を選ぶ

施設入居者の中には咀嚼や嚥下機能が低下し、肉などの硬い食べ物を噛み切れなかったり、しっかり飲み込めなかったりする人もいます。

噛む力が弱いが飲み込むことができる方には「やわらか食」、噛むことも飲み込むことも難しい方には「ゼリー食」などの非常食を用意するのがおすすめです。

施設入居者の咀嚼、嚥下機能に応じた非常食を選んで備蓄してください。

ポイント2.疾病に応じた減塩食やカロリー食を選ぶ

災害時であっても、肝機能障害や糖尿病など、施設入居者の病状にあわせた食事提供が必要です。

備蓄しているのが普通食の非常食のみだと、体の事情で食べられない入居者が出てくる可能性があります。

施設入居者に普段出している食事内容を確認しながら、減塩やカロリーに考慮した非常食も選びましょう。

ポイント3.おいしい非常食を選ぶ

おいしくないため食が進まず、結果として栄養状態が悪くなり身体に影響がでてしまう場合があります。

非常食とは言え、食として楽しめる「おいしい非常食」を選んで下さい。

ライフラインが止まるほどの大規模災害がおこると、不安を抱えたまま長い期間を過ごすことになるでしょう。

そのような時、食事が1日の楽しみになることもあります。

おいしい非常食が食べられると、沈んだ気持ちを和らげてくれるのではないでしょうか。

福祉・介護施設におすすめの非常食3選

福祉・介護施設におすすめの非常食3選

<福祉・介護施設におすすめの非常食3選>
  1. ひまわり非常食|ナリコマグループ
  2. UAA食品 美味しい防災食・美味しい非常食|アルファフーズ株式会社
  3. まごの手非常用備蓄食セット|グローバルキッチン株式会社

福祉・介護施設入居者に適した非常食には、どんな種類があるでしょうか。

数ある非常食の中から、特に福祉・介護施設入居者におすすめの非常食3つを紹介します。

1.ひまわり非常食|ナリコマグループ

1.ひまわり非常食|ナリコマグループ

高齢者福祉施設専門の食事メーカーであるナリコマ社では、30年間の介護食ノウハウを活かし「ひまわり非常食」を提供しています。

ひまわり非常食では3日分の非常食献立がセットになっており、災害時も飽きることなく食事を楽しめます。

「献立に飽きないよう他の非常食と組み合わせる」といった手間もかからず便利です。

また、非加熱で調理できるため、災害時で人手が足りないときなどでも簡単に提供できます。

「ひまわり非常食」の種類と保存期間は次のとおりです。



種類 説明 保存期間

普通食

噛むこと、飲み込むことができる方向け

2年以上

ソフト食

噛む力は弱いが、飲み込みはできる方向け

2年以上

ミキサー食

噛むことも難しいが、飲み込みはできる方向け

2年以上

ゼリー食

噛むこと、飲み込むことが難しい方向け

1年以上

参考:「ひまわり非常食」 | ナリコマエンタープライズ

2.UAA食品 美味しい防災食・美味しい非常食|アルファフーズ株式会社

2.UAA食品 美味しい防災食・美味しい非常食|アルファフーズ株式会社

UAA食品」は、アルファフーズ社が提供する防災食です。

「UAA食品」には下記3つのポイントがあります。

  • 常温のまま、温めずすぐに食べられる
  • レトルト臭がほとんどなく、出来たてに近いおいしさ
  • 常温で5年1ヶ月~5年7ヶ月の長期保存

「UAA食品」の種類と保存期間は次のとおりです。



種類 説明 保存期間

美味しい防災食

製造後5年の長期保存ができ、常温でも美味しい防災食。

5年

美味しい防災食 食物アレルギー特定原料等27品目不使用商品

食物アレルギー特定原料等27品目を使用していない長期保存食

5年

美味しい防災食 カロリーコントロール

塩分やカロリー摂取に配慮が必要な人向けの長期保存食

5年

美味しいやわらか食

咀嚼配慮が必要なかた向けの長期保存食

5年

美味しい非常食

常温長期保存可能なパンやフリーズドライ食品

5年

参考:防災・非常食UAA食品|アルファフーズ株式会社

3.まごの手非常用備蓄食セット|グローバルキッチン株式会社

3.まごの手非常用備蓄食セット|グローバルキッチン株式会社

「まごの手非常用備蓄食セット」はグローバルキッチン社が提供する非常食です。

グローバルキッチン社は、デイサービスや有料老人ホームへ「食」に関するサポートをしており、調理済み冷凍食材の導入提案や販売などをおこなっています。

「まごの手非常用備蓄食セット」の特徴は次のとおりです。

  • 常温で長期保存可能(製造後5年の賞味期限)
  • 非加熱でも提供可能
  • 食事に必要なスプーンや使い捨て容器を同梱
  • 1セット(10人前×3食)あたり段ボール1箱分の省スペース
  • 賞味期限管理ラベルや栄養価資料を同梱

「まごの手非常用備蓄食セット」の種類と保存期間は次のとおりです。



種類 説明 保存期間

まごの手非常用備蓄食セット①

朝昼夜の3食セット(プレーンパン・きのこパスタ・カレーとライス)

5年

まごの手非常用備蓄食セット②

朝昼夜の3食セット(チョコパン・ペペロンチーノ・シチューとライス)

5年

参考:非常用備蓄食|グローバルキッチン株式会社

福祉・介護施設で非常食を備蓄する3つのコツ

福祉・介護施設で非常食を備蓄する3つのコツ

<福祉・介護施設で非常食を備蓄する3つのコツ>
  1. 適切な備蓄量を保つ
  2. 非常食は種類を豊富に備蓄する
  3. 備蓄方法を工夫する

ここでは非常食の確保すべき備蓄量、非常食の種類など備蓄するコツを3つ紹介します。

コツ1.適切な備蓄量を保つ

施設の入居者数やスタッフの人数に応じて、適切な備蓄量を保つことが大切です。

施設で備えたい非常食の量は、次のように計算します。

(a)食数 x (b)1人あたりの必要量 x (c)日数

(a)食数

食数は次の計算式で算出します。

食数 = 施設利用者数 + 職員数(全員) + 外部者(最大数)

(b)1人あたりの必要量

1人あたりの必要量は、1日に接種したいエネルギー量から算出します。

1食あたり500~600Kcalを目安にすると、1日3回食事提供した場合1,500Kcal~1,800Kcalが必要です。

(c)日数

最低限3日分の非常食を備蓄しておきましょう。

なお、食事の提供回数を1日3回から1日2回提供に変更すると、非常食をより長くもたせることも可能です。

ただし、食事の提供回数を減らすのは栄養状態にも関わるため、極端な減らし過ぎは避けましょう。

また非常食とは別に、非常飲料水は1人1日1.5Lが必要です。食事ができない場合はさらに多い3Lが必要とされています。

調理に水を使う非常食がある場合は、その使用量も計算に含めて非常飲料水を準備してみてください。

コツ2.非常食は種類を豊富に備蓄する

非常食を用意するときは、食材の種類を幅広くしておくのがおすすめです。

例えば、次のように豊富な種類の非常食を備蓄しておくと良いでしょう。

  • 主食・・・パン缶詰、粥缶詰
  • 主菜・・・魚缶詰、肉缶詰、レトルトカレー、レトルトシチュー
  • 副菜・・・野菜の水煮缶詰、野菜のおかず缶詰
  • その他・・・果物缶詰、ジュース、ゼリー、佃煮缶詰

非常食の種類が豊富だと、主食とおかずの組み合わせを変えるなど献立を調整しやすくなります。

また、普段から食べ慣れている食品を選ぶと、いざ災害時に食べるときも抵抗感なく食べられます。

コツ3.備蓄方法を工夫する

非常食を備蓄するとき、保管スペースの確保や賞味期限の管理に困ることはないでしょうか。

ここでは3つの備蓄方法を紹介します。施設に適した備蓄方法をご検討ください。



備蓄方法 説明

空き部屋・倉庫に保管

施設内の空き部屋や倉庫に備蓄品を保管。他の備品と一緒に保管する場合は、災害時にすぐに取り出せるよう入り口付近に保管する

災害対応自販機

災害が発生したとき、内蔵バッテリーやハンドルを回すことで電力を供給し、飲料製品を無償提供できる自動販売機を設置する

職員に事前配布

備蓄品をあらかじめ職員に配布する。職員のロッカーやデスクに非常食を保管してもらえれば、職員分の備蓄スペースを削減可能

非常食の賞味期限切れ対策には、ローリングストック法という方法があります。

ローリングストック法とは、備蓄した食料を日常生活で消費し、新たに買い足す備蓄方法のことです。

このローリングストック法には、次のメリットがあります。

  • 備蓄場所や保存状態が確認できる
  • 非常食の鮮度を保てる
  • 災害時でも普段からなじみのある食料を食べられる

ローリングストック法を活かして、非常食の賞味期限切れ対策を行ってください。

キャッシュレス決済端末「オフィスペイ」は災害用自販機にも対応

キャッシュレス決済端末「オフィスペイ」は災害用自販機にも対応

「オフィスペイ」とは、職員証などでキャシュレス決済ができるサービスです。

初期費用・月額費用は無料(※条件あり)で、施設やオフィスなどさまざまな場所でキャッシュレス決済を可能にします。

また、オフィスペイでは施設にマッチした災害用自販機も案内できるため、非常食・非常飲料水の備蓄を考える施設にもおすすめです。

オフィスペイの導入メリットは次のとおりです。

<オフィスペイ導入のメリット>
  1. 福利厚生の幅が広がり職員の満足度が向上する
  2. 専用のカードを増やす必要がない
  3. 初期費用・月額費用が無料(条件あり)

それぞれ順番に解説します。

メリット①福利厚生の幅が広がり職員の満足度が向上する

オフィスペイで決済された代金は、給与からの天引きだけでなく、施設側が負担することも可能です。

この機能を活用することで、福利厚生の幅も広がります。

<オフィスペイで広がる福利厚生の例>
  • 自販機での食事代月◯円まで施設負担
  • 施設から職員にドリンクを1日〇本無料で提供
  • 成績優秀者にはインセンティブでドリンク〇円分プレゼント

メリット②専用のカードを増やす必要がない

オフィスペイは職員証だけでなくIDカードやセキュリティカードなど、すでに持っているFeliCaをキャッシュレス決済に利用できます。

そのため、専用のカードを増やす必要がありません。

新しいカードを増やすだけでも面倒ですし、さらに管理の手間や紛失リスクも増えます。

既存のカードを使用できる点はお客様にも非常に好評で、オフィスペイが選ばれる理由のひとつです。

メリット③初期費用・月額費用が無料(条件あり)

オフィスペイは導入費用・月額費用も無料(※)です。※使用用途や従業員数など条件があります。

そのため「初期費用ゼロ・ランニングコストは電気代のみ」でキャッシュレス決済が可能です。

またオフィスペイを導入いただいたお客様は、自販機などの設置料金も無料です。

導入ハードルが低いのもオフィスペイの特徴のため、興味があればぜひ公式サイトから資料をダウンロードしてみてください。

オフィスペイの公式サイトを見る

まとめ:非常食を備えて災害対策を!

まとめ:非常食を備えて災害対策を!

いざという時のために非常食を備蓄しておくことはとても重要です。

福祉・介護施設においては、施設入居者の疾病や健康状態に合わせた非常食を備蓄しておく必要があるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、施設にあった非常食を備蓄してください。

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