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ハウスカードとは?クレジットカードとの違いや3つの導入メリットを紹介

コラム
記事掲載日:2021年11月15日
最終更新日:2021年11月29日

「ハウスカードって何?」「どんなメリットがあるの?」と気になっていませんか。

ハウスカードは企業独自のクレジットカードのため、一般的なクレジットカードとは勝手が異なります。

本記事では、ハウスカードについて以下の内容をまとめました。

<本記事の内容>
  • ハウスカードとは
  • ハウスカードとクレジットカードの違い
  • 企業がハウスカードを導入するメリット・デメリット
  • ハウスカードの導入事例

ハウスカードをうまく活用すると、店舗への集客やマーケティング活動に役立ちます。

ハウスカードの導入を検討している場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

ハウスカードとは

ハウスカードとは

ハウスカードは、自社の商品・サービス購入時に使える企業独自のクレジットカードです。

一般的なクレジットカードは幅広い店舗で使えますが、ハウスカードは基本的に発行元である企業での買い物に限定されます。

ハウスカードは独自にお得なポイント制度を採用したり、ポイントカード一体型のクレジットカードとして活用したりできます。

また、ハウスカードはカードデザインを自社で検討できるため、企業ロゴを入れるなど企業のブランドイメージを高めることも可能です。

ハウスカードとクレジットカード3つの違い

ハウスカードとクレジットカード3つの違い

ハウスカードはクレジットカードより使い方が限定的なのが特徴です。ハウスカードとクレジットカードの主な違いについて見ていきましょう。

違い1.利用できる店舗

<利用できる店舗の違い>
  • ハウスカード:カード発行会社での利用のみ
  • クレジットカード:全国の加盟店で利用可能

ハウスカードは、クレジットカードのように幅広い店舗で使うことができません。

ガソリンスタンドのハウスカードなら、利用できるのはそのガソリンスタンドのみとなります(ただし、支店やグループ企業では使える場合もあり)。

クレジットカードの場合は、カードブランドの加盟店であれば国内・海外問わず使えます。

違い2.カードブランド

<カードブランドの違い>
  • ハウスカード:国際ブランドとは限らない
  • クレジットカード:基本的には国際ブランドを採用

ハウスカードは国際ブランドを採用していない場合も多々あります。国際ブランドを採用していないハウスカードは、カード番号や IC チップはついているものの国際ブランドのロゴが入っていません。

クレジットカードの場合はVISA・Mastercard・JCBといったブランドロゴが、カードに表記されています。

違い3.審査基準

<審査基準の違い>
  • ハウスカード:審査基準がゆるい傾向である(※国際ブランドではない場合)
  • クレジットカード:国際ブランドの審査基準が採用される

国際ブランド以外のハウスカードは、審査基準がゆるめの傾向です。専業主婦や学生でもカードが発行できたり、カード申込時に収入証明が不要だったりします。

クレジットカードは国際ブランドの審査基準が採用されるため、一定以上の年収や社会的信用度などが求められます。

なお、ハウスカードは審査基準がゆるくても利用限度額は10~100万円程度となり、クレジットカードとそこまで大きな差はありません。

企業がハウスカードを導入する3つのメリット

企業がハウスカードを導入する3つのメリット

<企業がハウスカードを導入する3つのメリット>
  • マーケティングに活用できる
  • お得なポイント制度で集客を期待できる
  • 国際ブランドの加盟店手数料を削減できる

ハウスカードはクレジットカードより利用シーンが限定的なため、「導入にメリットはあるのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。

ハウスカードは、活用次第で企業のマーケティングや集客に役立つカードといえます。ここではハウスカードの3つのメリットについて見ていきましょう。

メリット1.マーケティングに活用できる

ハウスカードから得られる情報は、企業のマーケティングに役立ちます。

例えば、ハウスカードからは顧客の年齢や性別、購買履歴といった情報を取得できます。

これらの情報を活用すれば、店舗の客層に合ったプロモーションを展開することができるでしょう。

クレジットカードの場合だと、顧客の情報はカード発行元で管理されてしまいます。

そのため、ハウスカードのほうがマーケティングに役立つ情報を手に入れやすいといえます。

メリット2.お得なポイント制度で集客を期待できる

ハウスカードの付帯サービスは自社で柔軟に設定できるため、お得なポイント制度を活用した集客ができます。

「ハウスカードでの決済ならいつでもポイント2倍」といったポイント制度を実施すれば、ハウスカードの利用促進にも繋がるでしょう。

「ポイントがたまりやすいからあの店へ行こう」という考えのお客さんが増え、顧客の囲い込みが可能となります。

メリット3.国際ブランドの加盟店手数料を削減できる

ハウスカードは必ずしも国際ブランドにする必要がありません。そのため、ハウスカードなら国際ブランドの加盟店手数料を削減できます。

業種や店の規模によって異なりますが、国際ブランドの加盟店には通常1~5%程度の加盟店手数料(※)が発生しています。

ハウスカードのほうが毎月のランニングコストを抑えやすくなるでしょう。

※参考:スマート県庁大作戦 アクションプラン

このように、ハウスカードの導入により得られるメリットはさまざまです。それではデメリットとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか。

企業がハウスカードを導入する2つのデメリット

企業がハウスカードを導入する2つのデメリット

<企業がハウスカードを導入する2つのデメリット>
  • 新たな業務が増える
  • 予想よりカード会員が増えない可能性がある

ハウスカードの導入では、上記のようなデメリットがあります。

店舗での業務負担が増える可能性もあるため、導入前に現場の理解を得ておくことも大切です。

それではそれぞれのデメリットについてお伝えします。

デメリット1.新たな業務が増える

ハウスカードを導入すると、店舗では以下のような業務が増えることになります。

  • カード作成の勧誘
  • 作成手続きや申し込み受付

また、クレジットカード決済がもともとできない店舗では、キャッシュレス決済機能の導入も必要です。

店舗でのオペレーションがスムーズに行くよう、導入前後の準備は徹底しましょう。

デメリット2.予想よりカード会員が増えない可能性がある

続いてのデメリットは、ハウスカードの会員が伸び悩む可能性が考えられる点です。

ハウスカードはお得なポイント制度で顧客に還元できる一方、利用範囲が狭いのが顧客にとってはネックとなります。

「この店でしか使えないなら要らない」「クレジットカードを増やしたくない」といった声は必ず聞こえてくることでしょう。

顧客にとってのデメリットをカバーできるよう、ハウスカードの特典や付帯サービスを充実させることが大切です。

ハウスカードの事例3選

ハウスカードの事例3選

<ハウスカードの事例3選>
  • 日産ハウスカード(車メーカー)
  • コスモ・ザ・カード・ハウス(ガソリンスタンド)
  • 紀ノ国屋カード(スーパーマーケット)

ここでは、実際にハウスカードを導入している3社の事例をご紹介します。

各社の特典内容についてもお伝えするため、ぜひ参考にしてみてください。

日産ハウスカード(車メーカー)

利用可能場所
  • 全国の日産販売会社
  • 日産レンタカー
  • JAFロードサービス など
年会費 1,375円(税込)※初年度無料

日産ハウスカードは割引特典が充実しているのが特徴です。

日産販売会社での整備用品・部品購入による5%割引や、日産レンタカーの基本料金(税抜)から15%割引が受けられます。

また、ハウスカードの利用で、独自のポイント制度である日産ポイントも貯まります。

貯まった日産ポイントはキャッシュバックや航空マイル、プレミアムグッズに交換可能です。

コスモ・ザ・カード・ハウス(ガソリンスタンド)

利用可能場所 全国のコスモ石油サービスステーション
年会費 550円(税込)※初年度無料

ガソリンスタンドのコスモ石油で発行しているのがコスモ・ザ・カード・ハウスです。

コスモ・ザ・カード・ハウスを発行すると、以下のように非常にさまざまな特典を利用できます。

  • 会員価格で給油可能
  • ETC機能付きカードの無料発行が可能
  • キャッシング利用枠あり
  • コスモ・ガソリンマイレージ(独自マイル)の付与
  • 情報誌『with COSMO』の発行

上記特典のほか、ネット会員登録をすると専用マイページの利用や年会費が無料になるサービスもあります。

なお、コスモ・ザ・カード・ハウスでは入会のハードルを下げるために、入会時に燃料油や初回ポイントをプレゼントしています。

紀ノ国屋カード(スーパーマーケット)

利用可能場所
  • 紀ノ国屋店舗
  • e-shop
  • ネットスーパー
年会費 990円(税込)

東京を中心に展開する老舗高級スーパー「紀ノ国屋」のハウスカードが紀ノ国屋カードです。

毎月20~26日は、紀ノ国屋カード会員がポイント5倍になるサンクスウィークを実施しています。

また、会員限定の特別販売企画の開催や、お中元・お歳暮などで優待価格になるのが紀ノ国屋カードの特徴です。

ここまでハウスカードの事例をご紹介しました。もしハウスカードを導入するなら、店舗全体でキャッシュレス化を推進する良い機会となります。

そこで続いては、顧客と従業員がどちらも便利になるキャッシュレス決済端末「オフィスペイ」についてご紹介します。

ハウスカードにも対応のキャッシュレス決済端末「オフィスペイ」

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もし決済端末がハウスカードに非対応の場合、ハウスカード用とその他のキャッシュレス用で決済端末を分ける手間が生じます。

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まとめ:ハウスカードは独自性のあるサービス

まとめ:ハウスカードは独自性のあるサービス

ハウスカードは自社限定で使えるクレジットカードの一種です。一般的なクレジットカードとは、利用可能店舗やカードブランドなどに違いがあります。

ハウスカードは独自のポイント制度や特典を柔軟に設定できるのが魅力です。

店舗の集客やマーケティングに役立つカードのため、ハウスカードの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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