キャッシュレスとDXを考えるWebマガジン

冷凍自販機の価格はいくら?導入前に知っておくべきコストを解説

コラム
記事掲載日:2021年10月21日
最終更新日:2021年10月27日

非対面で食品販売ができることから注目されている冷凍自販機。

冷凍自販機の導入を検討しているけれども、「冷凍自販機の価格はいくらなのだろう」と気になっていませんか。

冷凍自販機を導入する場合、本体価格以外に、毎月のランニングコストなども検討する必要があります。

本記事では、冷凍自販機の価格について以下の内容をお伝えします。

<本記事の内容>
  • 冷凍自販機の導入価格と価格体系
  • 冷凍自販機の導入で発生する月々のコスト
  • 冷凍自販機で販売する商品の価格設定

冷凍自販機の導入を検討しているなら、今回お伝えする情報をぜひ参考にしてみてください。

自販機でスムーズにキャッシュレス決済をするなら「オフィスペイ」がおすすめ。

オフィスペイは、自販機に設置するだけでキャッシュレス決済が可能になる端末です。

社員証を使って決済できるため、オフィスや工場など従業員が働く場所の自販機に取り付けると、使い勝手が向上します。

初期費用&月額料金は無料(※条件あり)のため、気になる場合は詳細を以下よりご覧ください。

オフィスペイを詳しく見る

目次

冷凍自販機の導入価格はいくら?

冷凍自販機の導入価格はいくら?

2021年1月末の発売以来、順調に注文台数を伸ばしているのがサンデン・リテールシステムの冷凍自販機「ど冷えもん」です。ど冷えもんを例にすると、冷凍自販機の導入価格は200万円となります。

ただし、200万円はあくまで参考価格です。

実際の導入価格はそれぞれのケースで異なり、主に以下の項目が価格に影響します。

  • 冷凍自販機の機種
  • オプション機能
  • 納品場所
  • 商品搬出テストの有無 など

なお、商品搬出テストとは、商品が自販機から問題なく出てくるかテストすることです。

冷凍自販機はさまざまな冷凍食品をマルチに販売できます。そのため、これまでに搬出実績のない商品を販売する場合は、きちんと商品搬出テストを行わなければなりません。

それぞれのケースで導入価格は変動するため、まずは業者へ問い合わせてみるのが確実です。

冷凍自販機の3つの価格体系

冷凍自販機の3つの価格体系

<冷凍自販機の3つの価格体系>
  • 冷凍自販機の購入
  • 冷凍自販機のリース
  • 冷凍自販機のレンタル

冷凍自販機は購入・リース・レンタルいずれかの方法で本体を入手します。

一般的には、少ない初期費用で導入できるリースを選択することが多いです。

ただし、自販機の設置期間などにもよりますので、それぞれの価格体系について見ていきましょう。

1.冷凍自販機の購入

冷凍自販機はリースやレンタルが一般的ですが、購入することも可能です。

販売会社によって、新品もしくは中古の冷凍自販機を販売しています。

中古の自販機を購入すれば、新品をリースするよりもトータル価格が安く収まる可能性があります。

自販機を購入する際の注意点は、設置やメンテナンスを販売元にお任せできない場合があることです。

また、購入時に外装のデザイン変更やストッカー部分の調整などのオプションがなければ、個別に手配しなければなりません。

冷凍自販機を購入するかは初期費用や自己手配する手間を考慮しつつ、リースやレンタルとコストパフォーマンスを比較してみると良いでしょう。

2.冷凍自販機のリース

リースは冷凍自販機の導入方法としてもっとも一般的です。

リース会社が新しい自販機を代わりに購入し、自販機を設置する側がリース会社へ月々の料金を支払います。

リースなら新しい冷凍自販機を利用しながら、初期費用を抑えることができるでしょう。リース会社によっては、初期費用0円で導入できる場合もあります。

リース料金は、購入する自動販売機の機種やプラン内容によって異なります。詳しい料金についてはリース会社へ見積もりを依頼してみてください。

3.冷凍自販機のレンタル

冷凍自販機はレンタルで導入することも可能です。レンタルとリースの主な違いは、契約期間の長さにあります。

リースは主に長期間の契約となり、5~6年など年単位の期間で契約します。契約期間満了後は、再リース契約をするのが一般的です。

その一方レンタルは、数日~数ヶ月など短い期間でも借りられます。そのため、イベントなど期間限定で冷凍自販機を設置したい場合は、レンタルがおすすめです。

なお、レンタル対象の冷凍自販機は、機種が限られていることがあります。

特殊な形状の冷凍食品を売る場合などは、既存のレンタル機種に対応できないこともあるため業者へよく相談しましょう。

冷凍自販機の導入により発生するコスト

冷凍自販機の導入により発生するコスト

冷凍自販機を導入すると、初期費用や自販機の本体価格以外にも発生するコストがあります。

ここでは、初期費用以外でかかるコストとして、

  • 月々の電気代
  • トラブル発生時の修理代

について見ていきましょう。

月々の電気代

冷凍自販機の電気代の目安は、月々約6,000~9,000円(100ボルトの電源の場合)です。

飲料用自販機の電気代は月々約2,000~4,000円のため、冷凍自販機のほうが電気代は高い傾向にあります。

冷凍自販機を屋外に設置する場合、外気温の影響を受けるため庫内の温度が変わりやすいです。

特に気温の高い夏場は庫内の温度が上がりやすく、しっかり冷やすために電気を消耗します。

そのため、夏場は冷凍自販機の電気代が高いシーズンになるでしょう。

トラブル発生時の修理代

冷凍自販機の修理代負担は、購入元・リース元のサポート内容やオプションによって変わります。

アフターメンテナンスがついていれば、冷凍自販機の故障時に無償で修理してくれる場合があります。

ただし、中古で購入すると保証がついていなかったり、故障時の連絡先は案内されても修理代は自己負担になったりする業者もあります。

冷凍自販機の購入やリース契約をする際は、故障やトラブル時の修理代負担者が誰になるか確認しておくことが大切です。

また、アフターメンテナンスを有料オプションとして追加できるのか確認してみると良いでしょう。

冷凍自販機で販売する商品の価格は幅広く設定可能

冷凍自販機で販売する商品の価格は幅広く設定可能

飲料用自販機では缶・ペットボトル飲料を販売するため、商品価格がそこまで幅広くなることはありません。

しかし冷凍自販機の場合、販売する食品がさまざまなため、商品の価格も幅広く設定可能です。

サンデン・リテールシステムの冷凍自販機「ど冷えもん」を例にすると、販売する商品の価格は以下のように設定できます。

  • 現金:10~99,999円
  • 電子マネー:1~99,999円

どの冷凍自販機でも、キャッシュレス決済化端末をオプションで設置できることが多いです。

冷凍自販機のように商品の販売価格が幅広いと、ちょうど良い現金を持ち合わせていない購入者もいるでしょう。

そのため、顧客の使い勝手を考えるなら、キャッシュレス決済ができる端末を自販機へ設置するのがおすすめです。

そこで続いては、冷凍自販機に取り付けるだけでキャッシュレス決済が可能になる端末「オフィスペイ」についてご紹介します。

自販機のキャッシュレス決済が可能になる「オフィスペイ」

自販機のキャッシュレス決済が可能になる「オフィスペイ」

<オフィスペイの特徴>
  • クレジットカードや社員証で決済できる
  • 自販機に取り付けるだけですぐ使える
  • 初期費用・月額料金が無料(※条件あり)

オフィスペイの特徴は、社員証で自販機の商品を購入できる点です。

冷凍自販機をオフィスビルや工場などに導入するなら、自販機の利用者は大半が企業の従業員となります。社員証で決済できる冷凍自販機があれば、会計がとてもスムーズになるでしょう。

また、社員証で決済した金額は従業員の給与から天引きしたり、会社が一部を負担したりできます。

会社が従業員の食事代を負担すれば、食の福利厚生を提供できておすすめです。

オフィスペイについて気になる場合は、以下よりさらに詳しい情報をご覧いただけます。

オフィスペイを詳しく見る

まとめ:冷凍自販機の見積もり価格を確かめよう

まとめ:冷凍自販機の見積もり価格を確かめよう

本記事では、冷凍自販機の価格についてさまざまな情報をお伝えしました。最後に記事の内容をまとめます。

<本記事のまとめ>
  • 冷凍自販機の参考価格は200万円(ど冷えもんの場合)
  • 冷凍自販機の価格体系には購入・リース・レンタルがある
  • 月々の電気代目安は約6,000~9,000円
  • 冷凍自販機で販売できる商品の価格は幅広い

おおよその目安になる冷凍自販機の価格はお伝えしましたが、やはり確実なのは業者へ見積もりをとることです。

冷凍自販機の機種やオプション、アフターサービスなど踏まえて詳しい金額がわかります。

業者へ問い合わせや見積もりを依頼したうえで、冷凍自販機の導入を検討してみましょう。

キャッシュレスとDXに関する
最新の情報をお届けするメディア
他のカテゴリーの記事を見る