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工場に自販機を設置しよう!種類や品揃え、メリット・デメリットを紹介

コラム
記事掲載日:2021年09月22日
最終更新日:2021年09月29日

多くの工場には自販機が設置されていますが、飲料以外にもたくさんの種類があります。

「自販機を設置したいけど、どんな種類があるの?」

「自販機導入のメリット・デメリットを知りたい」

このような悩みをお持ちではありませんか。

本記事は自販機の種類やメリット・デメリットを、実際に工場勤務の経験のある筆者がまとめました

<本記事でわかること>
  • 自販機の種類
  • 代表的な商品ラインナップ
  • 工場に自販機を設置するメリット・デメリット
  • 自販機を導入する手順

自販機を導入すると福利厚生の充実につながり、手軽に従業員の満足度向上を見込めます。従業員に満足してもらうためにも、ぜひ最後までお読みください。

自販機を設置する際には、併せてオフィスペイの導入がおすすめです。

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目次

工場に自販機が導入される目的は福利厚生

工場に自販機が導入される目的は福利厚生

工場に限らず、多くの企業で自販機が導入されている目的は、福利厚生の充実です。

福利厚生には、家賃補助や育児休業などのさまざまな種類があります。なかでも昼食補助は、従業員にとって人気のある福利厚生です。

2015年にマンパワーグループが行った調査では、「会社の福利厚生として良いと思うものは何ですか?」という質問に対して「食堂、昼食補助」が33.9%で2位でした。

さらに「実際にあった福利厚生でよかったと思うものは何ですか?」という質問に対して「食堂、昼食補助」が17.1%で1位という結果に。

特に自販機の管理は、ほぼ設置業者に任せられるので、企業側がすることはほとんどありません。

<設置業者がやってくれることの例>
  • 商品の補充
  • ゴミの回収
  • 商品の入れ替え

上記は経験豊富な業者に任せましょう。

自販機は誰もが一度は使ったことがあり、手軽に利用できるので、従業員にとってもうれしい福利厚生のひとつです。

自販機にはさまざまな種類がある!5つのタイプを紹介

自販機にはさまざまな種類がある!5つのタイプを紹介

自販機にはよく見かけるものだけではなく、たくさんの種類があります。

<自販機の種類>
  • スタンダードタイプ
  • 緊急時に付属のワイヤーを使用して飲料を取り出すタイプ
  • バッテリーが内臓されているタイプ
  • ユニバーサルタイプ
  • 募金ができるタイプ

簡単に紹介します。

タイプ①スタンダードタイプ

企業や街中、ショッピングセンターなど、ほとんどの自販機はスタンダードタイプです。

昔からあるタイプなので、多くの人は利用したことがあると思います。冷暖兼用のものが多く、おもに缶やペットボトルの商品がラインナップです。

暑い夏に冷たいスポーツドリンク、寒い冬に温かいコーヒーを思わず買ったことがある人も多いのではないでしょうか。

タイプ②緊急時に付属のワイヤーを使用して飲料を取り出すタイプ

災害時の停電状態でも中身を取り出せるタイプです。庫内にワイヤーが付属されていて、扉を開けると使用できます。

緊急時に飲み物が確保できるのは画期的ですが、扉を開けるためには管理者の持つカギが必要です。

つまり、災害発生時に管理者が近くにいなければ、扉を開けられません。

また、使い方がまだ浸透していないため「管理者がカギを持っている」ことを知らない人が多く、災害時に「どうすればいいかわからない」となる恐れもあります。広く認知させることが今後の課題です。

タイプ③バッテリーが内蔵されているタイプ

バッテリーが内蔵されているタイプも、災害時に活躍する自販機です。停電時に電力が内蔵バッテリーに切り替わり、ある程度の時間はコンセントなしで利用できます。

バッテリーが続く間に、できる限りの飲み物を取り出すのがおすすめです。

しかし、ワイヤータイプと同様にバッテリーへの切り替えには、管理者のカギが必要になります。

したがって、

  • 管理者が近くにいなければ利用できない
  • そもそも上記すら知らない人のほうが多い

という課題もワイヤータイプと同様です。

タイプ④ユニバーサルタイプ

どんな人でも使いやすく設計されているのがユニバーサルタイプ。この場合の「ユニバーサル」とは「万人向け」という意味です。

身体が不自由な人や力が弱い人など、すべての人にとって使いやすくデザインされています。

<ユニバーサルタイプの代表的な特徴>
  • お金の投入口が低いところにある
  • 商品サンプルに対応した商品選択用のボタンが設置されている
  • レバーなどを小さい力で操作できる

多様な人が利用する駅や病院でよく見かけられます。

タイプ⑤募金ができるタイプ

厳密には自販機の種類ではありませんが、募金ができる自販機を紹介します。

商品ラインナップに「募金」が加えられており、10円・100円単位で募金が可能です。おつりを募金にまわしたりお金を投入して募金できたりします。

街中であまり見かけませんが、気になる人は見かけたら募金してみてもいいかもしれません。

飲食品だけではない?自販機で売れる5種類の商品

飲食品だけではない?自販機で売れる5種類の商品

多くの人が自販機で購入するものは、缶やペットボトルといったドリンクではないでしょうか。

街中で見かけるものはドリンクが多いですが、実はもっとたくさんの商品が売られています。

<商品ラインナップ>
  • オーソドックスな缶・ペットボトル
  • カップ式のドリンク
  • 紙パックのドリンク
  • おにぎりや惣菜などの食品
  • 変わり種の商品

それぞれを簡単に紹介します。

種類①オーソドックスな缶・ペットボトル

まず紹介するのは、缶やペットボトルなどのドリンクです。

もっともオーソドックスで、街中で見かける自販機はほとんどが缶・ペットボトルを販売しています。

工場では、従業員が自由に使える冷蔵庫が設置している場合があります。

私の経験では、冷蔵庫があればペットボトルのようにフタができる商品に人気が集まりました。

種類②カップ式のドリンク

ドリンク類は種類が多く、缶やペットボトルだけではなく紙コップで提供される自販機もあります。

商品のラインナップとしてはコーヒー飲料が多いので、コーヒー好きにはたまりません

豆を挽く本格的な自販機もあり、風味豊かな味わいを楽しめます。カフェオレやココアなどもあるので、苦いコーヒーが苦手な人でも問題ありません。

種類③紙パックのドリンク

紙パックのドリンクは、付属のストローをさして飲む飲料です。乳飲料や健康飲料の多さが特徴的です。

100%フルーツジュースやヨーグルトなどがありますが、近年ではプロテインも販売しています。

普段から、健康に気をつかっている人におすすめできる自販機です。

種類④おにぎりや惣菜などの食品

飲料だけではなく、食品を扱っている自販機もあります。私の経験だと、大きい工場に1つは導入されているイメージです。

種類も豊富で、

  • おにぎり
  • パン
  • 惣菜
  • カップラーメン
  • お菓子

などが販売されています。工場によっては、夜勤のときに食堂が営業していません。

そんなときに食品の自販機があれば重宝します。

種類⑤変わり種の商品

自販機はシステムがシンプルなので、飲食品だけではなくさまざまな商品に応用できます。

なかには、ホッカイロやマスク、プリペイド式のSIMを販売しているところも。

季節的な要素はもちろん、時代に即したアイテムも柔軟に対応できるのが自販機ならではと言えます。

工場に自販機を設置するメリット3つ

工場に自販機を設置するメリット3つ

工場に自販機を設置するメリットは3つあります。

<工場に自販機を設置するメリット3つ>
  • 24時間利用できる
  • 福利厚生になる
  • 初期コストが少ない

順番に見ていきましょう。

メリット①24時間利用できる

24時間、無人で利用できるのは大きなメリットです。

夜勤のある工場では食堂や売店が営業していない場合もあり、24時間利用できる自販機の存在は捨て置けません。

特に食品を取り扱う自販機は活躍の幅が広く、夜勤時はもちろん、少し小腹が空いたときにも助かります。

メリット②福利厚生になる

自販機では販売価格を変更できるため、福利厚生として導入できます。街中で販売されている価格より安くすると、従業員の満足度向上につながります。

また、食品自販機は福利厚生の中でも人気の「食事補助」なので、より喜ばれるかもしれません。

従業員のリピート率も高いため、多くの人に求められていると言えます。

メリット③初期コストが少ない

自販機の導入は、基本的に無償です。発生する費用は電気代や水道代のみ。

維持費はかかりますが、従業員の満足度向上につながるため費用対効果は高いと言えます。

工場に自販機を設置したときのデメリット2つ

工場に自販機を設置したときのデメリット2つ

工場で自販機を設置したときに考えられるデメリットは2つです。

<工場に自販機を設置するデメリット2つ>
  • 電気代がかかる
  • 設置スペースが必要

それぞれを紹介します。

デメリット①電気代がかかる

自販機は基本的に電源を切らず、24時間稼働します。

夜勤のない工場で夜間が無人になっても、わざわざ自販機のコンセントを抜く工場は少ないのではないでしょうか。したがって、その分の電気代がかかります。

月に数千円程度と言われていますが、導入台数や自販機の種類によって変わるので、あらかじめ業者に確認しておくのがおすすめです。

デメリット②設置スペースが必要

自販機を設置するには、物理的なスペースが必要です。

敷地には限りがあるので、新たに設置できるかはしっかりと確認、検討しなくてはなりません。

満足なスペースがなくても、省スペースタイプの自販機なら設置できるかもしれないので、業者としっかり打ち合わせをしましょう。

工場に自販機を導入する4つのステップ

工場に自販機を導入する4つのステップ

自販機を導入するステップを簡単に紹介します。

<自販機を導入するステップ>
  1. 業者に申し込み相談をする
  2. 業者に現地を確認してもらう
  3. 見積を出してもらう
  4. 契約する

順番に見ていきましょう。

1.業者に申し込み相談をする

まずは業者に申し込み相談をします。申し込み方法はWebや電話があるので、やりやすいほうを選びましょう。

  • Web:24時間いつでも申し込みできるので、急いでいる人におすすめ
  • 電話:質問や相談がある程度まとまっている人におすすめ

最初のやりとりでは、業者が訪問する日程を決めます。

2.業者に現地を確認してもらう

業者が訪問して、現地を確認します。確認するポイントは、おもに下記の3つです。

  • 設置スペース
  • コンセントの有無
  • 水道の有無

カップ式の自販機は、水道を使います。

近くに水道がなくても工事をしてくれる場合があるので、気軽に相談しましょう。

3.見積を出してもらう

現地確認の後日、業者より見積やそのほかの提案が出されます。相談しながら、商品ラインナップや価格も決めます。

不明点がある場合は、必ず確認しておきましょう。

4.契約する

見積に問題がなければ契約します。契約後、お互いの日程をすり合わせて業者が自販機を設置します。

ほとんどの場合は、設置後すぐに利用可能です。

福利厚生の充実に!オフィスペイで自販機をキャッシュレス化

福利厚生の充実に!オフィスペイで自販機をキャッシュレス化

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オフィスペイの最大の特徴が「現在利用している社員証を決済に利用できる」ことです。その都度財布を取りにいく必要がないので、手軽に利用できます。

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まとめ:自販機の設置を検討して福利厚生を充実させよう

自販機の設置を検討して福利厚生を充実させよう

<本記事のまとめ>
  • 自販機には従来のもの以外にも、バッテリー内蔵タイプやユニバーサルタイプなどの種類がある
  • 自販機で販売されているのは、飲料や食品、ホッカイロ、マスクなど多岐にわたる
  • 自販機は初期コストが少なく、福利厚生として人気がある
  • 自販機の運用には設置にスペースが必要で、電気代がかかる

自販機は導入が簡単なわりに、従業員から人気がある費用対効果の高い福利厚生です。

ただ、自販機=飲料のイメージを持つ人も多いと思います。

食品を始め、多種多様な商品を取り扱えるので、今までの枠にはまらない自販機の使い方を検討してみてください。

自販機をさらに手軽に利用できるようにするには、オフィスペイがおすすめです。

オフィスペイは自販機の支払いをキャッシュレスにできるので、小銭をジャラジャラと持ち歩いたりロッカーに取りに行ったりする必要がありません。

従業員の満足度向上につながるため、ぜひ資料をダウンロードしてみてください。

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