社員寮で食事を提供する4つのメリット|便利な食事提供サービス5選も紹介
最終更新日:2021年09月20日

「社員寮をより便利にするため、食事の提供をはじめようか悩んでいる」
「社員寮での食事の提供には、どのようなメリットが存在するのだろう」
このようなお悩みはありませんか?
社員寮は一人暮らしと比べて家賃等を抑えられる点が魅力ですが、食事の面で不自由を感じている人も存在します。
社員寮で食事を提供すれば、社員の満足度が上がり、生産性の向上などの会社にとって嬉しい効果も期待できるでしょう。
この記事では、社員寮での食事の提供に興味がある方に向け、
- 社員寮で食事を提供するメリット
- 土日や休日の食事に便利なサービス
- おすすめ社食サービス
といった内容について、詳しく解説します。
「社員寮をもっと充実させたい」「採用時のアピールポイントを増やしたい」などでお悩みの場合は、ぜひ最後までご一読ください。
社員寮に食堂や自動販売機・社食サービスを導入するのであれば、導入・月額費用が無料(※条件あり)の「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
自販機や食堂で、社員証やクレジットカードでの決済が可能になります。
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食事なしの社員寮は多い
社員寮では、食事の提供を行っていないケースも多く存在します。
では、食事ありの社員寮はどの程度存在するのでしょうか。
労務行政研究所が2016年に実施した「独身寮・社宅に関する実態調査」によれば、食事の提供の有無は「社有」と「借り上げ」で大きな差が生じていることがわかっています。
- 社有とは:会社が不動産から借りた物件を社員に貸し出す形式
- 借り上げとは:会社が所有する物件を社員に貸し出す形式
同調査によれば、食事の提供を行っているのは「社有では40.4%・借り上げでは6.7%」と、借り上げでは10%に満たない数値となりました。
(出典:日本の人事部)
コスト面から借り上げの社員寮を使用している企業は多いため、上記のデータから、社員寮では多くの場合は食事なしであると言えるでしょう。
ただ近年は売り手市場のため、社員寮を充実させて、学生や転職者に対してアピールをしたいと考えている企業も増加しています。
同調査では寮の増加や充実の可能性について、4社に1社が「充実をさせた」または「検討中」と回答しており、寮の充実ぶりをアピールしたい企業の増加が伺えます。
増加の内容としては、「建て替え」や「食堂やミーティングルームの新設」などが多くありました。これから食事の提供をはじめたいと悩んでいる企業も多いと予想できます。
では、社員寮で食事を提供することには、どのようなメリットが存在するのでしょうか。
次の見出しでは、社員寮で食事を提供するメリットについて詳しく紹介します。
社員寮で食事を提供する4つのメリット
- 生産性が向上する
- 生活習慣病の予防につながる
- 従業員満足度が向上する
- 採用活動時のアピールポイントになる
社員寮での食事の提供には、上記のような4つのメリットが存在します。
ここでは、4つのメリットについて詳しく解説します。
生産性が向上する
1つ目のメリットは、栄養バランスの取れた食事を毎日食べることによる、生産性の向上です。
仕事で忙しいと食事がおろそかになってしまい、夕食を抜いたり、カップ麺などで済ませてしまったりする社員も多く存在します。
すると十分な栄養が取れていないため、心身不調な状態で勤務を続けるプレゼンティーズムが起きてしまい、結果として生産性の低下につながってしまうのです。
社員食堂で毎日食事をとれば、一人暮らしの場合と比較して多くの栄養を補給できるため、プレゼンティーズムの防止や、生産性の向上が期待できます。
生活習慣病の予防につながる
生産性の向上だけでなく、生活習慣病の予防につながることも、社員食堂で食事を提供するメリットの1つです。
一人暮らしで自炊が苦手だと、外食やコンビニ食が多くなり、油分や塩分の多い食事がメインとなってしまいます。
するとメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の発生リスクが増加し、入院や治療のため休職する社員が増える可能性が高まります。
社員の入院や休職は、結果として企業損失の増加にもつながってしまうため、可能な限り防ぎたいものです。
毎日健康的で栄養バランスの良い食事をとることで、生活習慣病の予防にも役立つでしょう。
従業員満足度が向上する
社員寮での食事の提供は、従業員満足度の向上にも役立ちます。
社員の中には、節約のため食費を削ったり、忙しいからと食事を抜いてしまったりする人も多く存在します。
社員寮で食事を提供すれば、安価で満足できる食事がとれることや、自分で支度をする必要がないことに満足し、結果として従業員満足度が向上する可能性が高くなるでしょう。
マンパワーグループが2015年に行った福利厚生に関する調査によれば、実際にあった福利厚生でよかった思うものの1位が「食堂・食事補助」でした。
上記の調査からも分かるように、食に関する福利厚生は、社員にとって満足度を上げる重要なポイントと言えます。
従業員満足度の上昇は、結果として離職率の低下にも役立つでしょう。
採用活動時のアピールポイントになる
社員寮での食事の提供は、採用活動時のアピールポイントにもなります。
社員寮への入寮を希望している社員は、金銭面や、新しい環境での仕事に不安を覚えているケースも多いです。
栄養バランスの取れた食事を、リーズナブルな価格で食べられることをアピールすれば、新生活への不安が軽減され、内定承諾率の上昇も期待できるでしょう。
社員寮での土日・遅い時間の食事には、設置型社食サービスの導入がおすすめ
ここまで、社員寮で食事を提供するメリットについて解説しました。
ただ普段から食事を提供している社員寮でも、土日や遅い時間の食事の提供はしていないケースも多いです。そのため食堂を利用できなかった際の食事内容に悩んでいる社員は、多く存在します。
土日や遅い時間でも社員に健康的な食事をとって欲しい場合は、設置型社食サービスの導入がおすすめです。
「設置型社食サービス」とは、公共スペースにおかずや軽食が入った冷蔵庫を設置し、社員が好きな時に購入できるサービスのことです。
近年は社員食堂に代わるサービスとして、数多くのオフィス等で導入されています。
社食サービスには、お弁当の配達など様々な便利なサービスが存在しますが、社員寮には商品の入った冷蔵庫を設置する「設置型」が特におすすめです。
社食サービスについては以下の記事でより詳しく紹介していますので、興味がある場合はこちらの記事もご覧ください。
オフィスランチを充実させる「食」の福利厚生6種類|4つの導入ポイントも解説
次の見出しでは、便利な設置型の社食サービスを5つ紹介します。
社員寮の食事を便利にするサービス5選
- オフィスでごはん
- オフィスおかん
- Fit Food Biz
- 社食家クリエイト
- ESキッチン
社員寮での食事を便利にするためには、設置型社員食堂の導入が便利です。
ここでは5つのサービスを紹介します。
1.オフィスでごはん
オフィスでごはんは、「置き野菜サービス」のOFFICE DE YASAIがはじめたお惣菜サービスです。
お惣菜を入れておく冷凍庫や電子レンジは無料でのレンタルが可能なため、必要なものは特にありません。
届くお惣菜は月35種類で、かぼちゃの煮つけやおひたしなどの野菜メインのおかずから、ハンバーグや豚のしょうが焼きなどの肉メインのおかずまで、数多くのメニューが存在します。
またお惣菜が切れた場合は専用のWeb注文システムから簡単に注文できるため、社員の人数が多い場合にもおすすめのサービスです。
2.オフィスおかん
オフィスおかんも、24時間様々なお惣菜を購入できる設置型社食サービスです。
お惣菜が入った冷蔵庫は3サイズ用意されており、自動販売機型もあるため、少人数から大人数まで対応可能です。
おかずは1品100円〜利用でき、毎月20種類のオリジナルメニューが届きます。
また毎月旬の食材を取り入れたメニューが届くので、飽きてしまうこともありません。
導入数は2,800拠点に達しており、首都圏以外にも、日本全国に対応しています。
3.Fit Food Biz
カロリーや塩分・糖質を抑えたヘルシーなお弁当をいつでも購入できるサービスです。
お弁当はどれも500kcal台に抑えられているほか、野菜が150g相当も入っており、一般的なお弁当と比較して多くの野菜をとることができます。
社員が負担する金額はお弁当代の1食500円のみで、ワンコインで健康的なお弁当を味えることが魅力です。
お弁当を入れておく専用冷蔵庫はおしゃれなデザインで、共用部に設置しても邪魔になりません。
また医師や管理栄養士が監修しているため、生活習慣病等の予防にもぴったりです。
4.社食家クリエイト
社食家クリエイトも、便利な設置型の社食サービスの1つです。
お惣菜だけでなく、白米や玄米ご飯・季節のごはんなどの主食も選べることが特徴です。
メニューは毎月約20アイテムより選択でき、主菜・副菜共に豊富なメニューが揃います。
また社員の負担金額は企業側で自由にカスタマイズができるため、福利厚生サービスの一貫として、商品の無料提供も可能です。
お惣菜の販売価格を除く月額使用料は20,000円と比較的低額なため、なるべくコストを抑えて社食サービスを導入したい場合にもおすすめです。
5.ESキッチン
ESキッチンは、1品100円でお惣菜を購入できる社食サービスです。
会社で用意するものは電子レンジのみで、冷蔵庫や料金回収箱の用意は必要ありません。
メニューは毎月公式サイトで確認できるほか、簡単なアレンジレシピや、おすすめの食べ合わせなども積極的に紹介しています。
毎月20種類以上のお惣菜が届き、そのうち10品が季節に合わせた新メニューとなっているため、飽きてしまうこともありません。
初回無料お試しなどもあるため、気軽に試してみたい場合にもおすすめです。
社員寮の食事や自販機の利用を快適にするサービス「オフィスペイ」
社員寮の食堂や、自動販売機・社食サービスの支払いをより便利にしたい場合は、キャッシュレスサービスの「オフィスペイ」の導入がおすすめです。
オフィスペイは、券売機や自動販売機などを対象としたキャッシュレス決済システムで、導入後は社員証やクレジットカードなどでのキャッシュレス払いが可能になります。
社員証やカードをピッとタッチするだけで支払いを済ませられるため、忙しい朝も支払いに手間取ることがありません。
使用料金は、各決済ごとに給料天引き・会社負担のどちらかを選べます。そのため「毎月◯円食事補助」のような福利厚生サービスの一環としての提供も可能です。
また初期費用・月額費用は無料(※条件あり)なので、費用を抑えて導入することもできます。
支払いをより便利にしたい場合は、ぜひ以下のリンクより資料をダウンロードしてみてください。
まとめ:社員寮での食事提供には多くのメリットが存在する
この記事では、社員寮で食事を提供するメリットや、土日や深夜の食事に便利な社食サービスについて紹介しました。
社員寮での食事の提供には、生産性や社員満足度の向上などの様々な嬉しいメリットが存在します。
もし食堂の設置が難しい場合や、土日にも食事を提供したい場合は、時間を問わずに軽食を購入できる設置型の社食サービスの導入がおすすめです。
社食サービスは社員数などによって利用条件が決められているケースも見られるため、導入時は最低導入数や対応エリアなどに注目してみてください。
食堂や社食サービスをより便利にしたいのであれば、キャッシュレス決済システムの「オフィスペイ」の導入が便利です。券売機に設置するだけで社員証をはじめとしたキャッシュレス決済が可能になります。
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