キャッシュレスアプリのおすすめ7選!ポイント還元率を比較した1位はコレ
最終更新日:2021年01月20日

現在の日本ではキャッシュレス化が進み、たくさんのキャッシュレス決済サービスがあります。
「色々ありすぎてどれがいいのか分からない」
「どのキャッシュレスアプリがいいの?」
このように考える方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、キャッシュレス決済を使い分け、普段の買い物では財布を持たない筆者が以下についてお伝えします。
- キャッシュレスアプリのおすすめランキング
- 店舗側、使う側におけるキャッシュレス決済のメリット・デメリット
本記事ではキャッシュレス決済の中でもキャッシュレスアプリに絞って紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャッシュレスアプリおすすめ比較ランキング7選
サービス名 | ポイント還元率 | おすすめ度 |
LINE Pay | 1〜3% (LINEポイントクラブ制度) |
★★★★★★ |
楽天ペイ | 1〜1.5% (支払い方法による) |
★★★★★☆ |
PayPay | 0.5〜1.5% (PayPayステップ) |
★★★★☆☆ |
au PAY | 0.5~1.5% (基本0.5%。au PAY カードからのチャージで1.5%) |
★★★★☆☆ |
d払い | 0.5~1.0% (実店舗は0.5%、ネットは1%) |
★★★☆☆☆ |
FamiPay | 0.5% | ★★☆☆☆☆ |
メルペイ | 原則ポイント還元なし | ★☆☆☆☆☆ |
キャッシュレスアプリに絞っても、たくさんのサービスが存在しているので、主要サービス7つをランキング形式でご紹介します。
ポイント還元率を考慮し、上記のランキングを作成いたしました。1位から順番に紹介していきます。
1位:LINE Pay
おすすめ度 | ★★★★★★ |
ポイント還元率 | LINEポイントクラブ制度によるステージ制
|
特徴 |
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LINE Payのポイント還元率は、最大で3%。還元率だけでみれば、この記事で紹介するサービスではもっとも高い数値です。
ただしLINEポイントクラブ制度というステージ制をとっており、使い込んでLINEポイントを貯めることが高還元率の条件となります。
各ステージの条件は、以下の通りです。
- プラチナ:過去6ヶ月間で、5000P~獲得かつVisa LINE Payクレジットカードを発行し、LINE Payアカウントにクレジットカード登録
- ゴールド:過去6ヶ月間で、500~4999P獲得
- シルバー:過去6ヶ月間で、100~499P獲得
- レギュラー:過去6ヶ月間で、0~99P獲得
ポイントの獲得方法は、
- LINE Payの支払い
- LINEサービスの利用
- ゲームプレイ
- 動画を見る
- マンガを読む
- キャンペーンの参加
など様々。詳しくは「LINEポイント公式サイト」をご確認ください。
ステージ制とはいえ、最も下のステージでも還元率1%です。他のサービスでは0.5%が多いため、十分高い割合です。
LINE Payでの支払いをメインにするなら、自然とステージは上の方になります。ポイント還元率にこだわるなら、LINE Payがおすすめです。
※注意※
ポイント還元を受けるには「Visa LINE Payクレジットカード」をLINE Payアカウントに登録して「チャージ&ペイ」を利用する必要があります。
また、LINEユーザーならLINEアプリから簡単に登録できる手軽さもおすすめポイント。LINEの友達間で、簡単に送金できるのもいいですね。
2位:楽天ペイ
おすすめ度 | ★★★★★☆ |
ポイント還元率 | 楽天ペイと紐付けた支払い方法による
|
特徴 |
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次にポイント還元率の高い楽天ペイを、2位としました。楽天ペイの最大の特徴は、支払い方法が複数から選べることです。
ただし多い分、少しややこしく感じるかもしれません。しっかりと確認しておきましょう。
もっとも高いポイント還元率は1.5%で、楽天カードからチャージして支払う方法です。
あらかじめチャージすることで浪費も抑えられますし、最もおすすめできます。他の方法では、ポイント還元率はすべて1%です。
重要なのは、楽天カードか楽天銀行の口座を持つ必要があること。楽天カード以外のクレジットカードだと、支払いはできますがポイント還元は対象外です。
楽天カードや楽天銀行の口座を持っている人は、楽天ペイをおすすめします。
3位(同率):PayPay
おすすめ度 | ★★★★☆☆ |
ポイント還元率 | PayPayステップによるステージ制(最大1.5%)
|
特徴 |
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3位は同率で2つとしました。そのうち1つが、以前大きなキャンペーンを行っていたことで有名なPayPayです。
PayPayのポイント還元は、基本的に0.5%。ステージ制を採用しており、条件を満たすと一般店舗では最大1.5%のポイント還元を受けられます。
ただその2つの条件はなかなかに難しく、以下の両方を満たさなくてはいけません。
- PayPayで月に100円以上の決済を50回行う⇒+0.5%
- PayPayで月に10万円以上利用する⇒+0.5%
毎日何かしらの買い物をしたとしても30回ほどなので、50回の決済は少々大変です。
PayPayはキャッシュレスアプリの中で利用率がトップ(※)のため、日常的に使用している人が沢山います。そのため、割り勘などで友人間で送金をしたい場合はおすすめです。
※参考:「PayPayの利用率、既にクレカに次ぐ 調査で分かった新事実」
3位(同率):au PAY
おすすめ度 | ★★★★☆☆ |
ポイント還元率 | 0.5~1.5%(基本0.5%。au PAY カードからのチャージで1.5%) |
特徴 |
|
もう1つの3位はau PAYです。
auは自社のキャラクター「三太郎」にちなみ、3のつく日を「三太郎の日」として毎月キャンペーンを実施しています。
通常は還元率が0.5%ですが、三太郎の日にau PAYで買い物をするとポイント還元率が上がることが多いです。
毎月、内容は変わるので利用している人は忘れずにチェックしておきましょう。
またauが提供するクレジットカード「au PAYカード」を使ってau PAYにチャージすると、ポイントが1%付与されます。基本の0.5%と足して還元率が実質1.5%となる計算です。
1.5%はランキング2位の楽天ペイと同じ還元率のため、au PAYカードを持っているのであれば、au PAYはおすすめです。
5位:d払い
おすすめ度 | ★★★★☆☆ |
ポイント還元率 |
|
特徴 |
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d払いの還元率は基本的に0.5%で、一般的な還元率です。しかしネットでの使用だと1%になるため、5位としました。
d払いのポイント還元率は0.5%と一般的。ポイントを効率よく得るためには、ネットでの使用やキャンペーンの利用が必須です。
うまく活用できれば、数字以上のポイント還元の恩恵を受けられるでしょう。
dポイントは、dアニメストアやdTV、dブックのように多くの場所で使用できます。よく利用しているサービスがあるのなら、d払いを選んでみてはいかがでしょうか。
6位:FamiPay
おすすめ度 | ★★☆☆☆☆ |
ポイント還元率 | 0.5% |
特徴 |
|
6位は、ファミリーマートが提供するFamiPay。この記事で唯一コンビニが提供するキャッシュレス決済サービスです。
FamiPayでは、以下の3つの好きなポイントを貯められます。
- dポイント
- 楽天ポイント
- Tポイント
2020年9月現在はファミリーマートでしか使えませんが、2020年10月から他の店でも使えるように順次展開していくようです。
ファミリーマートをよく利用するのであれば、検討しても良いかもしれません。
7位:メルペイ
おすすめ度 | ★☆☆☆☆☆ |
ポイント還元率 | 原則ポイント還元なし |
特徴 |
|
7位のメルペイは、フリマアプリで有名なメルカリが提供するキャッシュレス決済サービスです。
メルペイは、基本的なポイント還元はありません。
ただ期間限定で決済時に20%還元などのキャンペーンを実施しています。ポイント還元を受けるならキャンペーンを欠かさずチェックしましょう。
しかしながらメルペイの最大の特徴は、日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」と連携していることです。
メルカリの売上金が使用できるため、購入したものをメルカリで売って次のものを買うといった楽しみ方ができます。
メルカリに出品する人は、使って損はありません。
キャッシュレス決済のメリット・デメリット
キャッシュレス決済は非常に便利なものですが、まだまだ課題もあります。ここでは店舗側・使う側の視点から、メリット・デメリットを確認しましょう。
店舗側のメリット4つ
まずは、店舗側のメリットを以下の4つ紹介します。
- 会計の効率化
- 現金のハンドリングミス防止
- 新たな客層の取り込み
- スタッフの負担軽減
大きなメリットは、レジ業務が効率的になりミスが減ることです。1回1回のレジ打ちがスピーディになるので、混雑しづらくなります。
また筆者のように現金をなるべく持たず、キャッシュレス決済したい人もいます。
キャッシュレスで決済できるようになれば、新たな客層を取り込めるかもしれません。
使う側のメリット3つ
次に、使う側のメリットについては以下の3つが挙げられます。。
- 現金を持ち歩かなくていい
- スピーディに会計できる
- ポイントが貯まる
現金を持ち歩かず買い物に出かけられるのは使う側の大きなメリット。身軽な荷物ででかけられるのはとても楽です。
さらに会計がスピーディに終わり、時間を効率的に使うことが可能。また、各サービスのポイントを貯めることも楽しみになります。
店舗側のデメリット2つ
店舗側のデメリットは次の2つです。
- 導入費用などのコストがかかる
- スタッフの教育が必要になる
キャッシュレスに対応するには専用の端末を後付けしたり、レジをまるごと交換したりしなければいけません。
レジの台数にもよりますが、決して安い導入費用にはならないでしょう。また導入したあとは、スタッフの教育が必要です。
通常の作業は難しいものではありませんが、トラブルが発生した場合は解決に時間がかかる場合があります。
特に導入初期は、現金払いよりも手間と時間がかかるかもしれません。
ただ、導入して安定した後は双方楽になるので、必要な時間と割り切ってしまうのが良いと思われます。
使う側のデメリット2つ
最後に、使う側のデメリットを確認しておきましょう。下記の2つです。
- デジタル端末が苦手な人は利用するハードルが高い
- 必要以上に浪費する危険性がある
キャッシュレス化は技術の進歩が著しく、デジタル端末が苦手な人は利用を避ける傾向にあります。
特に高齢者は敬遠しがちです。筆者の経験でも、高齢者は現金払いがほとんどです。
また、チャージ式ではないキャッシュレス決済では、自身の支払い能力を越えた浪費が問題になりがちです。
お金を使っている感覚が鈍くなるので、深く考えずに使ってしまうのでしょう。筆者もこの点は、十分に注意しています。
【企業向け】オフィスや事務所でもキャッシュレス決済を可能にするサービスもある
オフィスや事務所に、社員証やクレジットカード、交通系電子マネー等での決済ができる自販機を無料で設置ができるサービスもあります。
消費者は小銭を持ち歩く必要はありませんし、スピーディな決済で休憩時間をより満喫できるようになるでしょう。
社員証で決済した場合は、給与天引きでの精算が可能です。
金額を指定して会社側が費用を負担することもできるため、
- 毎月、社員食堂〇〇〇〇円分食事補助
- 成績優秀者にはドリンク〇本サービス
- 来客のドリンクを現場社員が購入して総務のお茶出しを無くす
など幅広く活用できます。
実際にキャッシュレスの自販機を導入した企業に感想を聞いた記事もありますので、ご興味がありましたらご一読ください。
>>「 社員証・クレジットカード・電子マネー すべての決済が可能なサービスはオフィスペイ®︎だけだった」株式会社Belong
まとめ:比較の結果、キャッシュレスのおすすめ1位はLINE Pay!
主要なキャッシュレスアプリを、ランキング形式で紹介しました。考慮したのは、ポイント還元率とそれぞれの特徴です。
1位はLINE Payとなりました。多くの人が利用しているSNSサービスなので、利用するまでのハードルも低いでしょう。
もしどれにするか迷っているなら、LINE Payを始めてみてください。
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